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平成28年度連携講座 : 平成28年度 第1回連携講座
投稿者 : 事務局 投稿日時: 2017-09-25 11:33:00 (32 ヒット)

平成28年度 静岡大学岳陵会 連携講座 第1回

(ガイダンス)

 

日 時  2016103日(月)1425分~1550

会 場  静岡大学 人文社会科学部 大講義室

受講生  200

 

1.授業ガイダンス

今年度連携講座担当の国京則幸教授より、授業についてのガイダンスが行われた。

 

 

(1)授業の目標

  主体的にキャリアを切り拓くために、さまざまな仕事人の具体例をまなびながら、学生生活における具体歴な取り組みと目標を決め、充実した人生を構築するための力を養う。

(2)学習内容

  静岡大学岳陵会の講師が毎回1名ずつ授業を行う。実際の社会経験や企業の状況、現在の大学生に何が必要とされるかを、仕事人としての立場から論じる。また、大学時代にどういった力を育むことが望ましいかを、卒業生という立場から講義したり、実践的な課題やワークに取り組む。最終的な目標として能動的にキャリアを形成するための素養と充実した大学生活を送るための力を身につけることを目指す。

(3)授業計画

  103日(月)~130()15

(4)テキスト

  基本的になし。講師の準備するPPT(パワーポイント)にて進める。資料等がある場合は、各授業において適宜配布する。

(5)受講要件

  対象学年は、1・2年生。

 

2.連携講座の意義

 

 大学で学ぶ意義 …①リベラルアーツ(基礎教養)+専門知識の習得

②人的ネットワークの構築。(教員、友人、卒業生etc.

教養だけ見につけてもなかなか成功しない。この2つをミックスして形成していくことが大学で学ぶことの大切なことである。

 

同窓会…クラス会と意味合いが強いが大学の同窓会は違う。大手私学がなぜ強いのか

それは人的ネットワーク、同窓生が頑張って大学の価値を高めたからである。

「大学を強くする」ための組織の一つとして同窓会は重要。

 

「就職活動」の視点からも積極的にこの授業を活用してほしい。質問があったら、授業が終わってからでもいいので、積極的に講師に聞きに行く姿勢があってもいい。

 

 

3.静岡大学岳陵会の説明

  (鈴木会長より、同窓会についてのお話しいただきました。)

 

 こんにちは。岳陵会会長の鈴木です。この講座は今年で7年目になりますが、こんなに学生が多いのは初めてです。これから15回ありますがとても楽しみです。

 

みなさんは同窓会って何をしているの?と思っているかもしれません。今日はお持ちしましたのは、同窓会の事業の一つである会報誌「岳」と静岡支部が現役学生とともに作っている「同窓会だより」です。ぜひ読んでみて、同窓会ってこういう活動をしているんだと知ってもらえればと思います。

 

さて、今日お話ししたいことはこの3つです。

1.同窓会の歴史

2.連携講座について同窓会の思い

3.今後考えてほしいこと、心がけてほしいこと

 

初めに、簡単な自己紹介をさせていただきます。私は長年金融機関に勤めていました。60歳で定年し、いまはNPO法人で障害者のある方の支援の運営をしています。

障害には大きく2つ、身体障害と知的障害があります。この障害を持った方の支援として、福祉事業所で働く方への支援と、障害者の民間企業への就職支援があります。障害者にとって大切なのは自立すること。私たちNPO法人では障害者の方たちが自立できるようにと支援をしています。

 

では、ここからは静岡大学岳陵会の紹介をしていきたいと思います。

 

【静岡大学岳陵会】

会 員 …主に静岡大学文理・人文・人文社会科学部の卒業生及び在学生からな     

     る会員組織

会員数 …約20,000人(平成28331日現在の卒業生まで)

運 営 …会員からの終身会費によって成り立っている

支 部 …全国に6支部(北海道・東京・静岡・浜松・東海・関西)

 

・静岡大学は昭和24(1949)に文理・工・教育の3学部で開校し(昭和26年には農学部を加えた4学部となる)、文理学部同窓会は昭和36 (1961)に設立された。その後、昭和40(1965)に文理学部が人文学部と理学部に改組された際、文理・人文学部同窓会として再出発を図る。

 

・平成244月、人文学部は人文社会科学部に名称変更。これに伴い普遍的な名称をつけようということになり、同窓会60周年の記念の年に総会にて新名称 「静岡大学岳陵会」に正式決定した。

 

・主な活動は、本部・支部総会、連携講座、会報の発行、キャンパスフェスタ時の「岳陵会カフェ」出展など。

岳陵会カフェでは同窓会の歴史や資料の展示のほかに、人文学部の卒業生の㈱木村飲料 木村英文社長の会社の変わりラムネの販売と、障害者支援施設で作っている焼き菓子を販売。今年も11/19.20と人文B208教室で開催します。

 

・静岡大学には5つの同窓会(浜松工業会・教育学部・理学・農学部・岳陵会)があります。今まではバラバラに活動してきたのですが、一堂に会し親交を深め、大学を応援していこうことで、第1回目の交流会が東京で行われました。その後静岡、再び東京で行われ、来年は名古屋で開催します。今後、東京・静岡・名古屋・浜松の各地区で4年ごとに開催し、各同窓会が親睦を深めると同時に、大学を支援していこうとしています。

 

さて、次に連携講座を始めた経緯をお話ししたいと思います。

以前は同窓会の活動とは同窓生が集まり、学生時代を振り返って旧友を深めるという親睦が主な目的でした。しかし、同窓会の運営というのは、会費から成り立っています。その会費を納めてくれているのは、現役の学生の皆さんです。それなのに会費を納めてくれている学生に対し何もしていない、何か貢献しなければという思いからこの講座は始まりました。我々の同窓生は約2万人います。全国各地にいる同窓生が社会に出て活躍し、経験して得たものを学生の皆さんにお話しすることで、大学4年の間にどういう生き方をするのか考え、見つけてほしい、そして自身のキャリアにつなげていただきたいと思っています。

この講座も今年で7年目、全15回行います。今までに講師をしていただいた方は、元国会議員・現役の市長・市議会議員 、公務員(県職員・市職員・区役所職員・高校教員)、士業(弁護士・税理士・公認会計士・行政書士・社会労務士)、金融関係、会社役員などいろいろな方がいらっしゃいます。

また今年は、最終講義には同窓生と学生との交流会を予定しています。連携講座を終えての意見交換や質問を受けての話などをしたいと考えています。

そして、この連携講座を受けた皆さんが社会に出て活躍し、何年後にはこの講座に登壇し学生に講義してもらう、そういう循環ができたらと思っています。

 

 

最後に私から少し話をさせていただきます。

大学で学んだことは実社会では残念ながら役に立ちません。では何を学ぶのかということですが、私の好きな言葉に三識(知識・見識・胆識)という言葉があります。知識とは、覚えることです。しかしながら一生懸命覚えても知識とは実社会に出ても役に立ちません。なぜなら応用ができないから。覚えた知識を土台にして自分なりに表現できる能力が見識です。見識をもって初めて実社会で役に立ちます。社会では知識を土台にして自分の言葉で人に伝える力、コミュニケーション力が大事なのです。そして、ぜひ鍛えてほしいのは、胆識、見識を実践・実行する力です。最終的には実践・実行しなければ何も変わりません。今は知識を学んでいるところですが、この見識を身に着け、最終的には胆識を持っていただきたいと思います。

皆さんよく勉強していますし、知識も豊富です。しかし自分の言葉ではっきりとした意思表示をすることができません。しかし、これが社会人に求められる力です。この力を持つことが大事ですので、是非この三識という言葉を覚えておいてください。

 

社会に出たときに面接で「あなたは大学時代に一番感動したことは何ですか」と感動体験を聞かれます。私もその立場になった時に聞きましたが、この質問をするとその人の人となりがわかります。なんでもいいです、大学時代に誇れる経験をして下さい。

私は大学時代に仲間とともに二人で馬術部を立ち上げました。馬術にのめりこみ毎日毎日馬場に通いました。馬術とは人間の世の中にとても似ています。馬術を通じ、ものの考え方、人生を学びました。この経験は大学時代に誇れることです。皆さんにも学生時代にしかできないことを体験し、語れるようになっていただきたいと思います。

 

最後になりましたが、この連携講座を通じ諸先輩の話を聞いて知識から見識に高めていけるようにこの講座を活用してください。これで私の話を終わらせていただきます。ありがとうございました。

(文責: 有賀由紀子 人文28回 言語文化学科)

 


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