みなさん、こんにちは!
学生レポーターの鷲山です。
今年も残すところ2週間をきりました。時があっという間過ぎてしまって、2016年に置いて行かれたような気分でいます。
さて
今年最後の記事は、ただいま進行中のアルバイトについてです。
以前インタビューにこたえていただきました、人文社会科学部言語文化学科教授の小二田誠二先生からお話をいただきましたアルバイトで、学生運動の時の「アジビラ」をまとめる仕事をしています。
↓アジビラ
ここ最近で、アジビラや学生運動について「研究」しようという機運が高まってきているそうで、静岡大学にも残っている資料をこれから使いやすくするために、資料ごとに連番をふり、タイトルや日付などをExcelに書き出して資料を検索しやすくしています。
岳陵会の皆さまの中には、まさに当事者だった方々もいらっしゃるのではないかと思っていますが、いかがでしょうか。
自分たちが学生として生きているこの時代も、いつか「歴史」になっていくんだろうなあとしみじみしてしまいます。
↓こんな新聞も
アジビラを読んでいると、その熱量の高さに圧倒されます。今の静大生からは想像もつかない、強い意志と思想をもって、教授たちと団交をしたりA棟を封鎖したり法短移転問題に反対運動を行ったりと。
当時の大学祭まで学生運動のムードに染まっており、テーマまでもが今の大学祭からは考えもつなかいようなものになっていました。
↓見にくいですが
「第20回静大祭スローガン.アピール.日程
燃やせ闘いの炎!
70年代前夜、統一を厚くたくわえ、祖国の平和と大学の民主化を切り拓こう!
―この手で我らの学問、文化を築くために―」
という見出しで書いてあります
最近の大学祭が暢気にすら見えてきますね……。
学生運動当時のことをご存知の方にお会いする機会がございましたら、是非お話を聞かせていただきたいと思っております。
それでは皆様、よいお年を!
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