夏休みです 2
みなさんこんにちは!
学生レポーターの鷲山です。
さて、今回は予告通り、阪神甲子園球場へ行った時のことをレポートしていきたいと思います!
私事で恐縮ですが、夏の全国甲子園を観戦するのがとても好きです。(センバツも勿論好きです)特別野球の詳しいわけでもなく、学校や選手の情報を全部揃えて開会式に臨むわけでもありませんが、見るのが好きです。これといった理由があるわけではないのですが、とにかく好きで、用事の無い日は朝からテレビにかじりついていました。閉幕してしまった今、寂しくて仕方ありません。
見に行ったのは、三回戦の一日目の試合です。
始発でホテルから甲子園球場に向かいます。神戸には複数の電車が通っているため、駅に辿り着くにも一苦労です。
朝は通り雨が何度も降り、開場まで傘をさしたりおろしたりしながら、まさか今日はやらないなんてことはないだろうな……とひやひやしていましたが、無事開催。
↓内野に雨よけのシートが引かれていました。
ご覧の通り、一塁側の席に座りました。一塁側は、お昼を過ぎたら全体が日陰に覆われます。より後ろに座れば、日陰に入る時間が早くなるのですが、試合も遠くから見ることになってしまいます。なので、ほどよい位置に座りました。11時までは日向の位置なのですが、くもっていたため日が照っていたのはほんの1時間くらいでした。
↓天気は無事に回復
甲子園の魅力は、試合だけでありません。各学校の応援も見どころの1つです。私は中学高校と吹奏楽部に所属していたので、吹奏楽の強豪校が出る試合は本当にワクワクします!
不思議なことに、甲子園に出場する学校には、吹奏楽部も強豪である学校が少なくはないのです。部活に力を入れている学校だからなのでしょうか。
応援の音や声が大きいと、あまりの熱量に試合が見えません。比喩ではなく、本当に試合が見れなくなります。目でなく耳に神経を奪われてしまうからでしょうか。盤上にいる選手たちもさぞ心強いことでしょう。
この日も熱戦に次ぐ熱戦で、各メディアでも話題をさらった九州勢同士の戦いに一番アツくなりました。会場にはうねりのような歓声が何度も上がり、私も試合の展開に身を乗り出したり反らしたりしておりました。
↓夕刻の甲子園。雲が西日に光って眩しかったです
一日たっぷり観戦し、終わったのは19時頃でした。
甲子園球場は、不思議な空間です。すり鉢の底で繰り広げられる、互いの熱のぶつかり合いや応援する人たちの思いで、様々な色をしたエネルギーがぶつかり合っているからでしょうか。しかし同時に目に映る空は、これでもかというほど、日常と地続きの色をしています。その落差に、私は球場で観戦していると、空が今にも崩れ落ちてくるんじゃないかという妄念に囚われてしまいます。球場に渦巻くエネルギーが重力になって、空を吸い込んでしまいそうだと思うのです。
朝は早かったのですが、あっという間に過ぎていった1日でした。
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