夢幻の愛

投稿日時 2018-02-28 15:39:19 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

今回は続けての更新になります!


学生レポーターの白井です。


 前回は就活に関する話題でしたが、


今回は私の趣味に関するお話になります。


先月にオペラ「ルサルカ」についての記事で


少しふれていましたが、先日私はこちら、






 


ミヤギ能「オセロー 〜夢幻の愛〜」を


観劇して参りました!


 SPACがはじめて、複式夢幻能がはじめてという


はじめてづくしの観劇でした。


とくに複式夢幻能は今回その名をはじめて耳にしたほどです。


(「敦盛」を一部観たことがありますが、


それがこの型の能だとは知りませんでした。)


型がある劇というのは筋が理解しやすいので


はじめてのときは助かります。


 ミヤギ能「オセロー 〜夢幻の愛〜」は


複式夢幻能であるにも関わらず、


主人公はオセローではなくデズデモーナ。


原作では言葉を持たないに等しいデズデモーナが


主人公となる点、そしてその意味は


とても興味深かったです。


舞台が西洋である能というのが、


どうなるのかまったく想像できていませんでしたが


上手にとけ合っていて本当に関心しました。


衣装や音楽に和と洋、オリエンタル、


様々な要素が組み込まれていました。


とくに衣装はとても凝っていてぜひ間近で見たかったです。


 


また、上演後のアーティストショーでは


能そのものについても語られ、


能では主体がとけ集合になるというのが


面白いお話でした。


 


あまり細かいことは書かない様にしたので


上手く魅力を伝えられませんでしたが、


3月も数回上演されるので、ご興味を持たれた方が


いらしたらぜひ観に行ってみてください。


 


それでは、今回はこのあたりで。


 






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