皆さんこんにちは
レポーターの池田です。
就活ですが、ある企業の選考結果が今週中にメールで来るということで、毎日ソワソワしながら待っています…心臓に悪い…ストレスで禿げそう…
待ちぼうけで金曜日になってしまいました。いよいよ今日中には来るはずです。
ところで就活が忙しいので今期は授業を取るのは難しいと考えていましたが、私はアジアブリッジプログラム副専攻を履修しており、その修了のために必要な授業が前期にしか開講されないので、急遽取ることにいたしました。
(就活を配慮してくださった先生、期限遅れになってしまいその対応をしてくださった学務の職員の方、その節はありがとうございました。)
という流れで参加しているのが
「ABP-JP 東南アジアセミナー」
です。
面接が続いていたので授業第四回目にして初めて参加したのですが、
内容が以下のシラバスの通りで、今までの大学生活では一度も触れたことのない、
介護・福祉の分野でした。
(比留間先生のご担当です。)
まず授業形態ですが、
これはABP科目の中でも留学生向けになので日本語で行われます。
(以前私が取っていた科目では英語で授業を行っていました)
そのため、履修中の学生が8人いるのですが、日本人学生は私一人で、
ほかの学生はみんな日本語が流ちょうな東南アジア出身の方々でした。
そしてアクティブラーニング形式を採用しており、毎授業で一人ずつテーマを与えられ、
それについて自分で調査をして、授業中にみんなの前でパワーポイントの発表をします。
学生主体の授業づくりが近年は重要視されており、実際に授業中のほとんどの時間は学生が発言していました。
授業内容については、
近年日本の介護・福祉制度を東南アジアの諸国に輸出する取り組みがなされており、
「実際に日本の介護の現状や仕組みはどうなっているのか」や
「アジア諸国の介護の現状・問題と輸出の状況」
に関することを扱っています。
課程の後半では解決策に関して学生同士でディスカッションも行う予定です。
私の感想ですが、
実際に超高齢化社会の田舎に住んでいたり、認知症で要介護の曾祖母がいたりと、
介護・福祉に関する問題に触れてきたものの、
自分自身がそれについて研究したり、解決案を調査したりは、経験がありませんでした。
その中で、授業内でこの分野もまだまだ解決すべき問題がたくさんあると知り、
これから研究してみたいと思うようになりました。
特に最近では池袋の高齢者による自動車事故で、
認知症や、高齢者に対する制限が大きく取り上げられています。
今日授業で習ったことの一つに、「自立支援」があります。
これは、障がいを持つ人や高齢者の日常生活動作能力の維持・活用をサポートすることを指し、
要は、自分でできることは補助を受けながら極力自力でやる、
逆を言えば、本人ができることまでお世話しない、または、リハビリをしてできるようになることを目指すことです。
例えば、本来なら自力でお茶碗を持ちご飯を食べられる人に対し、
食事の介護ですべて食べさせてあげてしまうと、
残存能力を奪ってしまうことになるからです。
やはり、自分のことは自分でできるというのが本人にとっても理想であり、
手厚いサポートをすることが本当の介護かというと、決してそうではないのかもしれません。
たった一回の授業でしたが、たくさんのことを考えさせられました。
また久しぶりの大学の講義で、就活の重圧も忘れられて、いいリフレッシュにもなりました。
この授業の様子に関してはまたレポートしたいと思います。
それでは皆さん、次の機会にお会いしましょう。
ごきげんよう!
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