皆さんこんにちは!
学生レポーターの小林です。
あけましておめでとうございます。これからも関心のあるテーマを掲載していくつもりです。
本年もよろしくお願いします!
さて、今回は私が受講している講義についてのレポートです。
私は現在、経済学科3年生なのですが、中小企業の経営者の方が大学で講演をするという講義を履修しています。
講義では、静岡県中小企業同友会という組織の方から、経歴や生い立ちを聞くことができたり、哲学や考え方を共有してくれます。
飲食や製造、建設、サービス・・・。
企業の事業内容や形態、働き方はそれぞれ異なり、様々な企業を知ることができます。
毎回印象的なのは、経営者になる前のストーリーです。
生まれ育った環境が厳しい状況であったり、社会人になってブラック企業に入ってしまったなど、実際に聞くとすごさ・リアルさを体感できます。
中には、転職を続けた後に経営者になった人や事情により突然経営者になった人がいました。
また、すべての方が中小企業は地域との関わりが重要であると言及していました。
ある企業では、伝統文化を学生が学ぶことができる体験イベントを開催し、ある企業は配達サービスの一環として地域の安全パトロールをしているようです。
私は、特に経営者の方々の考えや経験を聞くことがとても興味深く、関心を持って聞いています。人をまとめる立場において、利益を追求するということは難しいということが想像できますよね。
当然、話の中には社員がやめてしまったり、業績が落ちてしまったりいい話ばかりではありません。それも含め、社会・経営の厳しさを知る良い機会だと思います。
私はもう少し講義が続きますので、少しでも自分のものにできるように頑張ります!
それでは!
人文社会科学部経済学科 小林
静岡大学のホームページに「同窓生によるリレーエッセイ」のコーナーがあります。
今回は、東京支部 渡部 敦夫様 (人文13回 法学科卒)のエッセイが掲載されています。
皆様どうぞご覧ください。
HPはこちらから ↓ ↓
https://wwp.shizuoka.ac.jp/essay/2022/12/27/166/
こんにちは!学生レポーターの小林です。
前回から引き続き、アグリビジネス研究所のレポートを掲載します。
皆さん気になっているであろう静大トマトについてお話します!
静大トマトは、静岡アグリビジネス研究所で作られているトマトです。独自の作り方によって、果肉のしまったおいしいトマトとして知られています。
独自の作り方とは、Dトレイという小さな連結ポットを使った栽培方法です。これがDトレイです。
Dトレイは、培地容積が非常に小さく、根域が制限されることから適度な栄養の管理ができるそうです。
重要なことは水ストレスを適度に与えることで、おいしいトマトができます。培地面積が非常に小さいため、通常のトマト栽培より多く栽培することができ、独自のビジネスモデルを確立しています。
静大トマトの特徴は、果肉はしっかりしており酸味と甘みのバランスが良いことです。
通常のトマトと比べゼリー部分は少なく、でこぼこしていません。トマトが苦手な人はゼリー部分を嫌う人が多いため、苦手な人でも食べやすいようです。
ビニールハウスを回っていると、社員の方が作業をし始めました。一人は、大きくなったトマトの茎などが折れないように固定する作業、一人は、ヒーターの掃除をしていました。
ビニールハウスの張替えや水道工事など、できることは自分たちでやっています。
従業員の中には、栽培のスキルがもともとある人や実際に糠谷さんに教えてもらいながらやっている方もいたそうです。
さあ、皆さんどうだったでしょうか。
起業することや経営者でいることは非常に大変です。
糠谷さんも日々、会社がよりよくなるために奮闘しています。
例えば、一年中トマト栽培ができるような工夫をしています。区画リレー栽培と呼ばれ、定植から収穫まで区画・ビニールハウスを変えながら栽培します。
このような裏側を見ることができたのはよい経験でした。
静大トマトは田子重などで販売されているそうです。
ぜひ買ってみてください!
人文社会科学部経済学科 小林
こんにちは!学生レポーターの小林です。
「静大トマトを知っていますか?」
今回は、静大トマトを2回に分けて紹介します。
私は少し前に、静岡アグリビジネス研究所という場所に行ってきました。
静岡駅から45分ほどバスに乗っていくと、ビニールハウスが並ぶ場所に到着します。
藤枝フィールドという本学の農学部生も利用する土地です。
スーパーで静大トマトという名前を見たことがある人もいるかもしれません。
静大トマトは、この静岡アグリビジネス研究所で作られているのです。
今回は、代表の糠谷さんに静大トマトのお話を聞かせてもらいました。
静岡アグリビジネス研究所は、今年で創立13年目になる静岡大学発のベンチャー企業です。
静岡大学農学部の教授を務め、果菜類の研究をしていた、糠谷明氏を代表として7人の社員で様々な事業を行っています。代表的な事業内容としては、静大トマトの生産・販売、農業関連分野の技術コンサルティングです。
施設を案内してもらう前に、起業の経緯を教えてくれました。
Dトレイというトマト栽培に使う特殊な容器との出会いによって、自身の研究を体系化することや現在ビニールハウスのある藤枝フィールドの有効活用、学生や就農希望者に学ぶ場を提供することなどが理由だと教えていただきました。(Dトレイは次回説明します。)
学びの場を提供するという面では、ビジネスとして学生に教育ができることの効果は大きいです。農業とビジネスを両立している知恵や経験を伝えています。また、農業をやりたい人へは、実地経験によって研修生や栽培指導を行い、農家を育てています。糠谷さんは今でも大学で講義をするなど、静岡大学での活動もしています。
次回は、静大トマトの登場です。
皆さん、ビニールハウスに入ったことはありますか。私は、初めての経験でした。
中はこんな感じです。
お楽しみに!
こんにちは!学生レポーターの小林です。
今回は、2022年11月19日に行われた「2022年旧制静高~静大文理・人文・理学部~創立100周年記念事業」をレポートします!
午前は、静岡大学の吹奏楽団と混声合唱団の演奏。午後は、記念式典・講和と記念トークが行われました。
その他にも、学部の紹介や歴史の展示が行われました。
旧制静高の卒業生をはじめ、多くの方に来ていただき楽しんでもらえたと思います。
午前の演奏会は、静岡大学学生歌「われら若人」や旧制静岡高校寮歌「地のさざめごと」が演奏されました。全国で高い評価を受ける演奏は、迫力がすごかったです。私の友人も頑張っていました。
知り合いの方や演奏会へ参加した方は、素晴らしい演奏だったと言っていたので機会があればぜひコンサートなどに参加したいと思います。
午後は記念式典から始まり、その後講和と記念トークが行われました。
静岡大学の卒業生である、以下の方々に来ていただきました。
・石橋 秀一氏 ブリヂストン取締役 代表執行役Global CEO 人文9回 法学
・日色 保氏 日本マクドナルドホールディングス代表取締役社長兼CEO 人文20回 法学
・須藤 修氏 中央大学教授、東京大学名誉教授 人文12学 経済
・岩田 孝仁氏 静岡大学防災総合センター特任教授 理学部 地球科学
・日詰 一幸氏 静岡大学学長
記念式典では、日詰学長の挨拶や「われら若人」の歴史とミュージックビデオの上映が行われました。先代の学生レポーターである佐々木さんを中心に作られたミュージックビデオです。
記念トークでは、学生時代のエピソードや今後大切になる考え方を聞くことができました。2時間ほどのトークは内容が濃く、興味深かったのであっという間に感じました。物事を決断し実行するスピードや俯瞰的に見ること、ロジカルに考えることなどの重要性を知ることができたと思います。
私は、座談者の誘導と控室対応をしていたのでゲストの方たちとお話をさせて頂きました。皆さん静岡大学の卒業生ということで静大の話や将来の展望などを話してくれました。
控室での皆さんの交流を聞いていると、「様々な意見を持ちやりたいことを追い求めることは、厳しい道のりになるけれども楽しい」という言葉が聞こえてきました。
どうやら学生に対して発言したようですが、自分のことのように思えて勇気をもらいました。
とても貴重な経験で、今後の就活や社会生活に活かしていきたいと思います。
また、これほど大きなイベントの裏方を経験することは初めてでした。
裏方の大変さ、準備やコミュニケーションの重要性など様々なことを体験できました。
このプロジェクト自体は3年以上前から動きだしており、多くの方の協力があって開催することができました。私はその一部に携わることができ、光栄に思います。
今回新たに知り合うことができた人たちとのご縁を大切にしていきたいと思います。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力もあって本当に素敵な式典となりました。
私たち学生は、歴史を受け継ぎ学生生活を有意義なものにしていきます。
人文社会科学部経済学科 小林