こんにちは!学生レポーターの小林です。
「静大トマトを知っていますか?」
今回は、静大トマトを2回に分けて紹介します。
私は少し前に、静岡アグリビジネス研究所という場所に行ってきました。
静岡駅から45分ほどバスに乗っていくと、ビニールハウスが並ぶ場所に到着します。
藤枝フィールドという本学の農学部生も利用する土地です。
スーパーで静大トマトという名前を見たことがある人もいるかもしれません。
静大トマトは、この静岡アグリビジネス研究所で作られているのです。
今回は、代表の糠谷さんに静大トマトのお話を聞かせてもらいました。
静岡アグリビジネス研究所は、今年で創立13年目になる静岡大学発のベンチャー企業です。
静岡大学農学部の教授を務め、果菜類の研究をしていた、糠谷明氏を代表として7人の社員で様々な事業を行っています。代表的な事業内容としては、静大トマトの生産・販売、農業関連分野の技術コンサルティングです。
施設を案内してもらう前に、起業の経緯を教えてくれました。
Dトレイというトマト栽培に使う特殊な容器との出会いによって、自身の研究を体系化することや現在ビニールハウスのある藤枝フィールドの有効活用、学生や就農希望者に学ぶ場を提供することなどが理由だと教えていただきました。(Dトレイは次回説明します。)
学びの場を提供するという面では、ビジネスとして学生に教育ができることの効果は大きいです。農業とビジネスを両立している知恵や経験を伝えています。また、農業をやりたい人へは、実地経験によって研修生や栽培指導を行い、農家を育てています。糠谷さんは今でも大学で講義をするなど、静岡大学での活動もしています。
次回は、静大トマトの登場です。
皆さん、ビニールハウスに入ったことはありますか。私は、初めての経験でした。
中はこんな感じです。
お楽しみに!
こんにちは!学生レポーターの小林です。
今回は、2022年11月19日に行われた「2022年旧制静高~静大文理・人文・理学部~創立100周年記念事業」をレポートします!
午前は、静岡大学の吹奏楽団と混声合唱団の演奏。午後は、記念式典・講和と記念トークが行われました。
その他にも、学部の紹介や歴史の展示が行われました。
旧制静高の卒業生をはじめ、多くの方に来ていただき楽しんでもらえたと思います。
午前の演奏会は、静岡大学学生歌「われら若人」や旧制静岡高校寮歌「地のさざめごと」が演奏されました。全国で高い評価を受ける演奏は、迫力がすごかったです。私の友人も頑張っていました。
知り合いの方や演奏会へ参加した方は、素晴らしい演奏だったと言っていたので機会があればぜひコンサートなどに参加したいと思います。
午後は記念式典から始まり、その後講和と記念トークが行われました。
静岡大学の卒業生である、以下の方々に来ていただきました。
・石橋 秀一氏 ブリヂストン取締役 代表執行役Global CEO 人文9回 法学
・日色 保氏 日本マクドナルドホールディングス代表取締役社長兼CEO 人文20回 法学
・須藤 修氏 中央大学教授、東京大学名誉教授 人文12学 経済
・岩田 孝仁氏 静岡大学防災総合センター特任教授 理学部 地球科学
・日詰 一幸氏 静岡大学学長
記念式典では、日詰学長の挨拶や「われら若人」の歴史とミュージックビデオの上映が行われました。先代の学生レポーターである佐々木さんを中心に作られたミュージックビデオです。
記念トークでは、学生時代のエピソードや今後大切になる考え方を聞くことができました。2時間ほどのトークは内容が濃く、興味深かったのであっという間に感じました。物事を決断し実行するスピードや俯瞰的に見ること、ロジカルに考えることなどの重要性を知ることができたと思います。
私は、座談者の誘導と控室対応をしていたのでゲストの方たちとお話をさせて頂きました。皆さん静岡大学の卒業生ということで静大の話や将来の展望などを話してくれました。
控室での皆さんの交流を聞いていると、「様々な意見を持ちやりたいことを追い求めることは、厳しい道のりになるけれども楽しい」という言葉が聞こえてきました。
どうやら学生に対して発言したようですが、自分のことのように思えて勇気をもらいました。
とても貴重な経験で、今後の就活や社会生活に活かしていきたいと思います。
また、これほど大きなイベントの裏方を経験することは初めてでした。
裏方の大変さ、準備やコミュニケーションの重要性など様々なことを体験できました。
このプロジェクト自体は3年以上前から動きだしており、多くの方の協力があって開催することができました。私はその一部に携わることができ、光栄に思います。
今回新たに知り合うことができた人たちとのご縁を大切にしていきたいと思います。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力もあって本当に素敵な式典となりました。
私たち学生は、歴史を受け継ぎ学生生活を有意義なものにしていきます。
人文社会科学部経済学科 小林
こんにちは!学生レポーターの小林です。
今回は、人文学部100周年イベントに関連して旧制静岡高校のことをレポートします。
100周年イベントのレポートは今後、掲載する予定です。
旧制静岡高校のことは、理学部B棟にある大学文書資料室で知ることができます。
少し前のレポートで取り上げたキャンパスミュージアムの隣にあります。
今回、取材に行った際に対応してくださったのは山本義彦先生です。
文書資料室の展示は、ほぼすべて山本先生によって作成されました。
旧制静高について
現在の静岡大学人文社会科学部と理学部の前身が旧制静岡高等学校(以下旧制静高)です。1922年に設立され、当時の大学(帝国大学)へ行くための教育機関とされていました。そのため、教育は非常に高レベルで、特に外国語は多くの学生が得意としていたようです。
旧制静高は1950年に廃止となってから、静岡大学文理学部となり、人文学部と理学部に分離したのち2012年には人文社会科学部となりました。
旧制静高のキャンパスは大岩地区(城北公園のあたり)の平地にありました。敷地内には寮があり、多くの学生は下宿していました。
現在とはかなり様子が異なると思いますが、知はつながれていき現在の人文社会科学部・理学部となっています。
資料室の中央には、旧制静高のジオラマが置かれています。
写真を見ていただければわかると思いますが、非常に細かく作られていて当時の様子がわかります。
また、この角度からの表門は静岡大学のHPでイラストを見ることができるので探してみてください。
そのほか、デジタル資料による歴史解説も行っており、楽しく学ぶことができます。
来館する際は、HPで開館日などを事前に確認しておきましょう。
https://wwp.shizuoka.ac.jp/archives/
*写真は許可を得て掲載しています。
人文社会科学経済学科 小林
学生レポーター
こんにちは!学生レポーターの小林です
だんだん肌寒くなってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので風邪などをひかないように気を付けてください。
11月19日に行われる100周年イベント開催が迫ってきました。
これがイベントのチラシです。
100周年記念事業では、静岡大学吹奏楽団の記念演奏や本学卒業生の記念トークが予定されています。
記念トークでは、「コロナ後の世界、日本~文理融合時代の知を鍛える」というテーマで、ブリジストン取締役 石橋秀一氏や日本マクドナルドホールディングス代表取締役 日色保氏などが登壇します。
同窓会のメンバーは、これまで月に1度以上集まり、情報共有を行ってきました。
10月下旬の会議では、イベントの構成や流れを確認する作業や課題の明確化を行いました。
かなり細かなことまで話し合いをしていて運営・企画をする大変さを感じました。
これほど大きな企画に参加することはめったにないことなのでいい経験でした。
100周年イベントは、以下のリンクから申し込みができます。
Googleフォームから予約してください。
イベント詳細チラシは、岳陵会HPの2022年旧制静高~静大文理・人文・理学部~創立100周年記念事業という欄からも確認できます。
皆さんのご参加を心からお待ちしております
こんにちは!学生レポーターの小林です。
前回はアンドウの紹介をしました。今回は、演奏会の様子をレポートします!
最初の演奏は、「マーチ プロヴァンスの風」です。
演奏開始前のコンサート会場は緊張と静寂に包まれていましたが、演奏者たちは演奏を開始した瞬間から豊かな音で世界を作っていきます。
そして、あめを音楽で表現した「組曲あめ」や金管楽器のみで行われる「スカルプチャーインブラス」、「パガニーニ・ロスト」などの楽曲を終え、前半最後の「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」の演奏へ。私は、この楽曲が印象に残りました。
古事記のヤマタノオロチ退治神話がもとになった楽曲です。
物語を読んでいるような構成やアンドウの熱意のある演奏がとても心地よかったです。
少し休憩をはさんでプログラムは後半へ進みます。
後半は、合唱曲や楽器をまとめてその周りを囲むように演奏する「ケルベロスドラムズ」、リコーダーを使う「手ぶくろを買いに」など特徴的な演奏がありました。
「手ぶくろを買いに」は、静岡大学准教授 長谷川慶岳先生の作品です。
皆さん小・中学校の時にリコーダー使ったり、合唱をしたと思います。私は思い出が少しよみがえりました。
最後の2曲「ベイブリーズ」と「たなばた」は全員での演奏だったので、様々な音色が合わさって大迫力。それぞれの楽器でソロパートもあり、たくさん楽しめました。
それぞれの楽器で行われる演奏もよいですが、私はやはり全員での演奏が好きですね。演奏者たちは本当に楽しそうに笑顔で演奏をしていて、こちらも笑顔になっていきます。
私は落ち着いた曲調が好きでしたが、ポジティブな曲調で進んでいく楽曲もとても好きになりました。
演奏は約2時間ほどでしたが、本当にあっという間に過ぎてしまいました。
休憩中や演奏会の前には、プログラムにはない演奏で私たちを楽しませてくれました。これもアンドウのユーモアです。
演奏を振り返ると、豊富な楽器の種類により生み出される数々の音、ホールを飲みこむ演奏の圧力。
演奏にはものすごいエネルギーが必要です。だからこそ迫力や魅力が生まれます。
そんな中、笑顔で演奏を終えるアンドウは本当に音楽が好きな集団なのでしょう。
演奏会は盛り上がり、中身が非常につまったコンサートでした。
美しく自由な音楽を感じる贅沢な時間です。
次回の演奏会も楽しみです。皆さんもぜひ足を運んでみてください!
*写真は許可を得て、掲載しています。演奏会での撮影は禁止されていましたので、ご注意ください。
人文社会科学部経済学科 小林