第2回 教授インタビュー

投稿日時 2011-10-24 11:39:37 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

 

鳥畑與一先生 (経済学科 公共政策)
 
Q1現在どのような研究をされていますか?
 自己資本規制を中心にした国内外の銀行監督体制の展開が 軸ですが、消費者金融における高金利問題や米国サブプライム ローン問題などの略奪的金融について、そして「3.11」以降は二重債務問題に取り組んでいます。
 
Q2ゼミでは何をされていますか?
 三重大との合同合宿や学部ゼミ成果発表会に向けた研究テーマを決めグループに分かれて調べるというのが中心ですが、今年は「基軸通貨ドルとグローバルインバランス」「東日本大震災における金融問題」がテーマです。
 
Q3学生時代はどのように過ごしていましたか?
 貧乏学生だったので新聞配達をして学費を稼ぎ、夕方は子供に勉強を教えるボランティアサークルと柔道部の掛け持ちでフル回転の日々でした。「どう生きるべきか」と向き合った日々でした。
 
Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。
 小学生の時に初めて読んだ『レ・ミゼラブル』は今も私の根底にあります。後は大学時に呼んだマルクスの『資本論』でしょうか。お勧めの作家は、藤沢周平、内橋克人、城山三郎・・脈絡がなさそうですが人間を感じさせてくれる方たちとなります。
 
Q5在校生に向けメッセージをお願いします。
 天から授かった命を大切に天下のために使いましょう。
 君にしかない能力を自分のためだけに使うのではなく、世のため人のために少し分けであげる、君を必要とする人は世の中にたくさんいるという想いを持って欲しいと思います。それが小さく内向きに縮みこんでいるように見える若者たちへのメッセージです。





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