荻野達史先生インタビュー

投稿日時 2012-10-03 16:33:29 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

<p>Q1現在どのような研究をされていますか?    青年期問題(ひきこもり)に関する研究と産業精神保健に関する調査研究を  並行して進めています。ひきこもりについてはある支援機関のエスノグラフィーをまとめているところです。 Q2ゼミでは何をされていますか?    私の担当している演習では、社会学の一般的な基礎を身につけるための文献講読を行っています。  卒論に関わる演習では、指導学生それぞれの関心に合わせ、若者の就労問題、地域社会、メディア、  いじめ、男性問題など幅広く扱っています。 Q3学生時代はどのように過ごしていましたか?    基本的には、勉強と山登りの二本立てという感じでした。雑読の傍らで、論文を批判的に読む こと、それから社会調査(とくに地域政治調査)をOJT的に訓練されたことを思い出します。 あとは、山に登って酒を飲んでました。よく怪我もしましたね。 Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。 人文社会科学に関する限り、古典から最新のもの、堅い理論書からジャーナリスティックなもの、 すべてがものを考え書いていく上での基礎になると思います。「これだけ」では済まないというように 感じています。 Q5在校生に向けメッセージをお願いします。 なかなか思うようには物事は進みませんが、適度に焦ることは大切なのかもしれません。 振り返ってみれば、それなりの蓄積になっているものです。それから、やはりなにかに コミットメントすること、自分の限界に悲しくなるような取り組みをすることでしょうか。</p>




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