こんにちは。学生レポーターの大石 真です。
12月には各学科で研究成果発表会がありましたが、1月21日には学部全体の発表会がありました。これは、各学科の研究発表会から1テーマずつ選ばれて行われた発表会です。
人文E棟201で行われました。昨年はぎゅうぎゅうだったそうですが、今年は発表者や関連する先生方を含め45人ととても閑散としていました。
同じ人文社会科学部にいてもほかの学科は全然違うことやっているんだなあということを思いました。
なお、発表の様子を3枚撮ったので参考にしていただければと思います。※法学科だけ撮りそびれましたが、移民の受け入れについて、もっと開放的であるべきというテーマで発表していました。
こちらは、経済学科の川瀬ゼミです。
さて、今回は年間の特集もかねて、言語文化学科から出場した泉地遙さんに書面ではありますが、取材してきました。なお、私自身、理解しづらかった内容なので※で補足を入れておきます。
1.研究概要について教えてください。
日本語オノマトペにおける2モーラ語基について、-子音音素の組み合わせによる音韻的特徴―という題で展開していきました。角岡賢一(2007)『日本語オノマトペ語彙における形態的・音韻的体系性について』にあるオノマトペの語彙リストから、2モーラ語基を抽出し、1モーラ目と2モーラ目に現れる音素の特徴やそれらの組み合わせにおける制約を考察しました。
※モーラというのは、拍みたいなものだそうです。タイトルを見ると、よくわからないのですが、簡単にいうと、使われやすいオノマトペとそうでないものについての特徴を研究し展開されたということです。
2.どうしてこの研究をすることになったのか、研究動機について教えてください。
日本語はオノマトペが豊富な言語であるといわれており、以前から興味がある分野だったので研究することにしました。
3.この研究でどのようなことが分かりましたか。
自由に作られやすい語彙のオノマトペにも、音韻的な制約があると分かったことです。
4.読者に一言、アピールをお願いします。
言語学の分野に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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