江戸の読み物から作る

投稿日時 2016-07-20 14:30:45 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

こんにちは。

人文言語文化2年中国言語文化コースの鷲山です。

暑い日が続きますね。

授業中はエアコンがついて快適ですが、汗が冷えてどんどん寒くなるというジレンマと日々戦っております。

 

 

今回は私が金曜日の1コマ目に受けている、日本言語の授業についてご紹介します。

 

この授業は、言語文化学科教授の小二田先生が担当してくださっている授業で、主に江戸時代の読み物について勉強しています。

 

授業も終盤に入り、今は先生がほとんどしゃべらない授業になっています。

というのも、学生が主体となって、江戸の読み物をもとに様々な創作を行っているからです。

 

↓授業中の様子

 

 

20人ほどの学生が4グループに分かれて、それぞれが考えた創作を行っています。

 

私のいる班は、『春色梅暦』という話と、誰もが一度は名前を聞いたことのある『助六』から、「悪態の初音」という部分を抜粋して、それらを結合させた話を作り、ラジオドラマにしよう!という創作活動を行っております。

原作を現代風にアレンジして脚本を作っているのですが、江戸のものを現代に置き換えて読んでいくだけで、とても読みが深まります。更に楽しいです。それを知っていれば、高校生の時の古典の勉強がもっともっと楽しかっただろうなあ……と悔やまれます。

 

他のグループでも、面白い二次創作がたくさん作られているようで、授業中の教室は適度に賑やかです。

 

ここまで生徒が主体になって自由にできる授業は、私は他に受けたことがなくとても楽しいです。

 

ここで作った創作物は、11月の静大祭と同時に行われるキャンパスフェスタで展示、紹介するかもしれません。(詳細は未定ですが……)

 

今学期もラストスパート!他の授業も頑張りたいです(^v^)

 






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