みなさんこんにちは!
学生レポーターの鷲山です。
世間の夏休みが終わる中、大学生の夏休みはやっと折り返しを迎えようとしています。
私自身、8月はほとんど静岡におらず、色んな所をふらふらとしていましたが
ひとつ、海外に行ってきました
中国です!
↓中国版サントリー烏龍茶。「低糖」と書いてあるもので、少しシロップが入っています。
(紅茶のような感覚なのかな?)
期間は8月22日~27日の6日間。同じコースの女子3人で行ってまいりました。
場所は、西安。かつて大唐の都・長安であった地で、シルクロードの起点であった場所です。
↓ほぼ中央に位置しています。世界遺産・兵馬俑のある町です。
コースの先生が、中国で行われる方言地理学の出張講座で通訳をされるのに同行する形で、陝西師範大学に宿泊させていただきました。
中国の大学はとても広いです。静大も広いですが、それよりも広かったです。構内にホテルがあるのも、珍しいことではないそう。
留学というよりは旅行に近いですが、たくさん勉強してきましたよ
人文社会科学部言語文化学科中国言語文化コースである私の初訪中の模様を、何回かにわけておしらせしていきます。
今回は、大雁塔について紹介したいと思います!
★大雁塔
大雁塔とは、西遊記で有名な三蔵法師が、天竺から持ち帰ったお経をおさめるために建てた塔です。
大学のほど近くにあるため、歩いて行きました。
中国の道路に、ルールはほとんどありませんでした。「なんとなく赤信号だから、なんとなく止まるけど、行けそうなら行く」のがルール。自分の渡る道路が青信号でも、油断していては轢かれてしまいます。
道を渡るときは緊張しましたが、歩道はとても広く(大谷街道の横幅くらいはありました)、悠々と歩くことができました。
歩くこと約30分、大雁塔発見!
観光バスやアイス売りのおばちゃんがいっぱい。
まず、三蔵法師の像と大雁塔を一緒に撮りました。
↓三蔵法師と大雁塔。塔は入れましたが、工事中でした……
塔はお寺の中にあります。
この日の気温は40度にものぼる暑さで、ありとあらゆる金属で目玉焼きができそうなほどのカンカン照りでした。(写真の三蔵法師も、触ったらきっと火傷をしてしまいます)
日本と似ているのに、日本とは全く違うお堂や仏像を見ながら、塔を目指します。
たくさんの仏像の姿に、心が洗われました。
塔に到着。(トウにトウちゃく)
↓大雁塔1F。この階段を上って最上階を目指します。
階段が急で、段も少々高め。静大で鍛えられた私たちも、息を切らし切らし、上っていきました。
苦労して上りきった先に見える景色は壮観でした。
長安は、平安時代の都・平安京がその町づくりを手本にした都としても知られています。
本当に碁盤の目状になっているのが、上から見てよく分かりました。
高い建物の無かった昔は、遠くからでもこの大雁塔が見えたんだろうなあ。
↓真っ直ぐな道と、整然と区画された住居域。(写真だと、碁盤の目が分かりにくいですね)
古代と宗教に、思いをはせた1日でした。
次回は、「食」について書きたいと思っています!
世界三大料理の1つである、中華料理。露店で食べる肉まんさえも、絶品でした。
お楽しみに!
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