鷲山訪中記② 

投稿日時 2016-09-14 10:48:56 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

大家好!(みなさんこんにちは!)

先週に引き続きまして、中国訪問レポートです。

今回は、中国で私の食べたものについて。

 

 

まず、中国といえばこれ

★肉まん

 

といっても、日本のコンビニで売っているものとは少し違い、サイズも小さく、具も肉だけではなくて、青菜や春雨が入っていました。

歩道脇の露店で買ったのですが、あまりにおいしくて驚きました。

 

↓こんなに小さかったです

 

 

 

 

餡の味は濃くもなく、薄くもなくで、強すぎない味がしっかりとついていました。外側はほんのり甘く、中の餡とよく調和していました。

 

毎日食べたいおいしさでした。

 

 

★刀削麺

 

「とうしょうめん」「とうさくめん」などと読みます。

山西省発祥の中華料理なのですが、西安でも食べることができました。

小麦粉を練って作った生地を、刀で削るように鍋にそぎ落として麺をゆでます。

なので、麺の端は真っ直ぐではなく、びろびろとひだのようになっています。

 

↓こってりしすぎない、まろやかなスープでした

 

 

箸でつまみ上げたり口にはこんだりするときに麺が切れてしまい、食べるのが大変でしたが、もちもちとしていておいしかったです。

具はキクラゲやしめじ、じゃがいもなど、日本人も食べ慣れたものから、パクチーといったちょっと変わったものまで、様々でした。

 

ファミレスとファストフードの間のような店(ファストフード店のようにカウンターでメニューを注文し、席まで持ってきてもらうのですが、メニューはどちらかというとファミレス)だったのですが、大満足でした。

 

 

★涼皮

 

こちらは、西安のある陝西省が発祥の麺料理です。

こちらは刀削麺にくらべ、具が少なくてシンプルなメニューでした。

 

↓麺が半透明でツルツルしています。お米からできているそうです。

 

 

 

味はとてもよく、麺にも弾力があってとてもおいしいのですが、ご覧の赤い鷹の爪がたくさん入っていて、非常に辛かったです。それはもう、口がびりびりして、このまま食べ続けたらお腹が壊れてしまう、というくらいで。

泣く泣く、三分の一も食べずにギブアップ。

「辛いのにしますか?辛くないのにしますか」と店員さんに聞かれ、「辛くないので」と言ったのですが。中国人の舌もお腹も、強靭ですね……。

 

 

 

お次も、麺ものです

★ビァンビァン面

 

この料理、インパクトがものすごいんです。

まず、この料理の名前が特殊。

このパソコンでは、この料理を表す漢字を中国語入力しても出てきませんでした。というのも、中国で最も画数の多い漢字であり、この料理の名前として作られた漢字だからなんです。

 

↓全56画。68画のものもあるそう。

 

 

試しに書いてみたのですが、バランスをとるのが非常に難しいです。

発音も、標準中国語にはない、特別な発音をします。

 

そして、肝心の料理はこちら

 

↓これをかき混ぜてから食べます

 

 

一番の特徴は、麺の大きさ。幅およそ10センチの太くて長ぁい麺が1本だけ、直径が両手を広げたくらいもある大きなどんぶりにどおんと入っているんです。なぜこのような麺になるかというと、生地を台の上で叩いて長く薄く伸ばすからなのだそうで、中国ではその太さ長さからベルトにたとえられるようです。

具は、牛肉、煮トマト、チンゲン菜、ネギ、卵等で、トマトソースのオムハヤシ(ハヤシライスの上に、オムライスの卵がのっているもの)のような味わいでした。

 

麺には弾力があり、歯ごたえ抜群。スパイスも程よくきいていて、とてもおいしかったです。

 

 

 

他にも……

 

西安市街地にある、回民街というグルメスポットに売っていたこちら

 

 

ポテト揚げを、串刺しにしてケチャップをかけたものです。

ポテトチップスのようにパリッとはしていませんが、ちゃんとジャガイモの味がしておいしかったです。

 

 

中国の料理は、日本人の口に合うものも多く、基本的に香辛料が使われていました。

個人的にはとても好みで、中国にいる間、ごはんの時間をワクワクしながら待っていました。

 

 

さて、次回は

兵馬俑についての記事を書きたいと思っています。

西安一有名な観光スポットであり、世界遺産でもあるそこには、言葉を失うほどの光景が広がっていました。

 

お楽しみに!

 






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