こんにちは!
学生レポーターの鷲山です。
連日予習と静大祭の準備でてんてこ舞いでございます。
先日の朗読会には、足元の悪い中、多くの方にご来場いただきました。
来てくださった方々、本当にありがとうございました。
お蔭さまで、大きな失敗もなく、成功をおさめることができました。
↓入り口とポスターです
開場の16:30前に一度集まって、出演者全員で気合を入れました。
↓「おーっ!」
その後
ホールの横にある控室では、各班が本番の準備をしていました。
集まって読みの練習をしている班や、一人ずつ壁際で読みの最終確認をしている班と、「朗読」の雰囲気が高まっていく中、私の班、中国語班は衣装の支度で大慌てでした。
朗読をやるのか、演劇をやるのか、分かったものではない
――その時の私の心
演劇のような演出にしよう!というのは、「どのような発表にするか」という時点で決めていたことではありました。
(上部の呟きは「朗読」という、本来の目的との擦り合わせが難しく、むしろ演劇がメインになってしまっているのでは?という疑いに、当日になってハタと気づいたものです)
「名作」というテーマで中国語班が朗読作品にふさわしいだろうと、教授が選んだのは「漢詩」でした。
そこで私は考えました。
日本人が誰でも知っている「名作漢詩」って、国語の授業で習った「春眠暁を覚えず」とかだよなあ。
他の言語班の名作って言ったら、英語ならハリーポッターとか、フランス語なら星の王子様とかだよなあ。ドイツとかスペインも、漫画や映画で名前が知られている作品があるなあ。日本語なら、言うまでもなくたくさんあるし。
あれ、
中国語班だけなんか学校の勉強で習ったヤツだぞ。
これは親しみにくいという印象を持たれているヤツだぞ。
普通にやったら楽しんでもらえないヤツなのではないか!?
――ガーン
以上のような危惧を持ちまして、まず考えたのは、世界の不思議を発見する番組のように、ナビゲーターが漢詩の詠まれた場所に案内し、詩人たちに会うという形式でした。
そして、作品を選んでいったのですが
日本人の知っている漢詩は、別れを歌ったものが多く、ナビゲーターが詩人たちに会ったところで、結局別れを嘆く言葉しか出てこないことが分かり、却下に。
その後、紆余曲折を経て、「長恨歌は長いからお客さんが飽きてしまう。よし、朗読に合わせて演劇をやろう」という結論に至りました。
そのためには衣装をそろえなければ話にならないため、教授にアドバイスをいただきながら、楊貴妃や玄宗皇帝の服を選び、他の作品の朗読をする人の服も無いとおかしいということにもなり、漢服を選びました。
他の言語に比べて親しみにくい中国語に、少しでも興味をもってもらいたい!
という思いにのせて必死に考えましたら、かなり画の華やかな発表ができあがりました。
その写真がこちら!
……………と言いたいところですが、
11月18日(金)~20日(日)に行われます静大祭中にあるキャンパスフェスタ内で朗読会の再演が行われます。
その中で中国語班は、朗読会の様子を撮影した映像を放映する予定です。
諸事情あり、もう一度同じものを発表することができないため、中国語班は映像という方法をとりました。
他の班の発表も、そこで映像によって見ることができます。演出抜きの「朗読」に特化したものにリサイズする班もあります。
これらの再演は、
11月20日(日)の10:30~12:00に、人文大講義室で行われる予定です。
写真ではきっと伝わりきりません!
静大祭とあわせて、ぜひ足をお運びくださいませ!
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