謎のストーンサークル発見

投稿日時 2017-06-23 15:21:52 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

スクープ!!

 

静大で謎のストーンサークル発見!!!

 

 

学生レポーターの鷲山だ。

今日は、大学内にある謎のストーンサークルについて紹介したいと思う。

 

そもそもストーンサークルとは?? 

 

有名なものはイギリスの世界遺産、ストーンヘンジだろう。「石を環状に配置した古代の遺跡」(Wikipedia)のことである。新石器時代から建てられたとされ、諸説はあるものの祭祀や埋葬に関係するもであったといわれているそうだ。遺跡というだけあり、規模は数メートルに渡るものが多い。

 

 

このストーンサークルが、私の発見した限りでは、なんと構内の二か所に存在するのだ。

1つ目は、教育学棟へと上る階段の脇にある。

 

 

この写真から、お分かりいただけるだろうか。

 

 

 

実は、この赤丸の位置にストーンサークルがあるのだ。

 

 

近くで見ると、このようになっている。

 

 

 

中央に置かれたがれきの周囲に、意味ありげに石が立てられている。これが地面から出てきたとは到底思えないし、まして上から降ってきたわけでもないだろう。誰かが何かしらの理由をもって立てたに違いない。

 

 

私がこれを発見したのは、今年の冬休み明けだったように記憶している。冬休みといえば、卒業論文が大詰めを迎える時期である。このサークルの付近に、芸術科の人々が作業をするピロティがあることから、制作の際に余った素材で作ったのではないかと考えられるが、あくまで推測の域を出ない。

 

 

冒頭で紹介したが、ストーンサークルは数メートルの規模を誇るものが多い。しかし、大学のものは一歩で股越せてしまうほどの大きさである。つまり、厳密な意味では、あれはストーンサークルでもなんでもないのだ。しかし、石が環状に配置されているということから、便宜上「ストーンサークル」と名付けたまでである。(期待して読んでくださった方、すみません)

 

 

この「ストーンサークル」が、なんと人文棟へと続く道の途中でも発見されたのである。

 

 

この写真で、お分かりいただけるだろうか。

 

中央に写った木を取り囲むように、石が配置されているのである!

 

 

これを発見したのは六月の始めだったように思う。静大に入学して三年目、何度も通ってきた道である。何気なく目を向けていた木だっただけあって、今まで気が付かなかったとは考えにくい。しかし一方で、そうである可能性も捨てきれないだろう。

 

それが突如現れたものなのか、前からあったものなのかはともかくとして、なぜここにこんなものがあるかということが問題である。教育棟の方もそうであったが、涅槃図の如く、中心に据えたものを取り囲むという構図をとっている。これには何の意味があるのだろうか。もし涅槃図を模したものであるならば、中央に据えられたものが死者、周囲を取り囲むのが死者を信奉していたものということになろう。ならば、がれきの場合は、中央の石に何かしらの意味があり、周りの石はそれを悼むために置かれたのだろうか。木の場合も同じである。あれは桜の木だったと思うが、木は死んでいないから、安易に涅槃図に当てはめて考えることはできない。考えられることとしては……(以下省略)

 

 

ご存じの方、もしくはあのストーンサークルをお作りになった当事者の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。

 






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