レポートはてんやわんや

投稿日時 2017-07-31 10:59:06 | カテゴリ: 3.在学生からのレポート(学生レポーター)

みなさまこんにちは

レポーターの池田です!

 

 

私は実家から電車で通学しているのですが、ラッシュアワーに見かける学生さんたちや子供たちが乗らないのでいつもより少し空いているように思います。

あと1週間テスト期間を乗り越えれば大学生は2ヶ月の長い夏休みになりますね。

「こんなに長い休みは人生のうちで今だけだから有意義に過ごすように!」

というのは社会人の先輩方がよく言われるアドバイスです。

 

 

重ねて先日7/22日、23日に静岡キャンパスではオープンキャンパスが行われました。私もお手伝いに行ったのですが、フレッシュな高校生の皆さんとの交流は楽しかったです。

大学では思いっきり遊んでバイトして楽しんで、でも学生の本分は勉強なので4年間の間にたくさん教養を身につけてくださいね~

 

オープンキャンパスの様子↓

 

 

 その際、私の所属する中国言語文化コースの様子についても紹介したので、今回の記事でもお伝えしたいと思います!

 

 

 まず、現在言語文化の中国言語文化コースには教授方3名、四年生8名、三年生5が在籍しております。そのうち中国からの留学生が3名います。

二年生はまだ日本アジア言語文化コースに所属になるので、中国専門となるのは三年生です。

 

とはいえ、一年生では初修外国語で中国語を履修し、二年生で中国言語文化の専門科目で演習や講義を受けて、知識を身につけてから三年生になるので、自分が勉強したい分野に関しては早い段階で決めなければなりません。

 

特に初修外国語は入学前の手続きで決めるので、言語文化学科合格者のみなさんは要注意です!

 

 日本言語文化コースが全部で40名ほどいるのに対し、中国言語文化コースの授業は56名で行うことがしばしばなので、自然とアットホームな雰囲気になります。

通常3年生になってからゼミや演習で教授方と密接に関わることになるのが多いですが、中国言語文化コースに入る前の二年生のうちに、早ければ一年生もコースの一員のように先輩方や留学生、先生方との繋がりができるので、大学生活の中で1つの大きなコミュニティにすることができます。

一緒に大変な授業を乗り越えてきた同学(同級生)は頼りになる存在ですね。

 

 

 

では実際に中国言語文化コースではなにを学んでいるか、具体例を今期の授業から挙げてみると

 

・『文選 古詩十九首』を読む

南北朝時代に昭明太子によって編纂された、春秋戦国時代〜梁にかけて作られた古典詩を読みました。

高校時代の漢文との違いは、読んで内容を理解するだけではなく、作品から当時の中国の文学観や死生観、時空間認識を読み解く点です。期末レポートでは実際にそう言った内容について書きました。

 

・通訳と翻訳

通訳の授業は中国人留学生の方が半分くらいいて、お互いに日本語中国語の通訳の練習をしました。この授業ではフィールドワークとして、焼津さかなセンターに行き中国語版の店内図の作成や各お店のサポートを行いました。

翻訳の授業では、中国のユーモアを理解する、ということで中国語で書かれたユーモアを含む小噺を翻訳し、オチはなんだったのか考察しました。お話の内容は面白いもののユーモアのセンスも日本とは違うのでなかなか理解するのが難しかったです

 

 

・中国の近現代の女性作家が書く作品を読む

これは私の所属するゼミの先輩が研究されており、それの延長で指導教官の先生による講義です。中国の女性作家が作品の中で何を語ろうとしているのか、また書く行為自体を行う理由について考えたり、日本「語」文学ということで日本語が非ネイティヴの作家によって書かれた作品についても扱ったりしました。今この授業のレポートを書いている真っ最中ですが、根拠を明確にしながら自論を展開していくのが本当に難しいです!焦ってます!!

 

 

レポート提出はネット上で行われることも↓

 

まさに今テスト期間なのでレポートやテストに関する内容になってしまいましたが、学生生活(の焦り)をリアルに伝えられたかな、と思います。

女性作家のレポートは87日が締め切りなのでそれまでにてんやわんやしながら書くことになるでしょう。頑張れ自分!

 

 

暑い日が続きますので体調に気をつけてお過ごしください。学生のみなさんは一緒にテスト頑張りましょうね。

 

 

それでは皆さま、ごきげんよう!

 






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