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静岡大学岳陵会(文理・人文・人文社会科学部同窓会)

   会長  鈴木良夫

 

 

「平成25年度 記念式典挨拶より」

 
 
静岡大学文理・人文学部同窓会60周年記念式典挨拶

日時 平成2561日(土)

会場 クーポール会館

静岡大学文理・人文学部同窓会 会長 鈴木良夫

 

 みなさん、こんにちは。

 

 本日は、ご多用のところ多数の同窓会員にお集まりいただき60周年記念式典が開催できます事を御礼申し上げます。また、伊藤学長はじめ大学関係者、各学部同窓会長、旧制静高から御臨席をいただいております。改めまして厚く御礼申し上げます。

 

 さて、静岡大学文理・人文学部同窓会は、1953年(昭和28年)に文理学部第1期卒業生の同期会として誕生しました。その後、同窓会は空白期間を経て、1961年(昭和36年)に文理学部同窓会として設立されました。会報誌「岳」の創刊号には、既に故人となられた小西雅彦初代会長はじめ小林昭治氏ほか有志の方々が大変なご苦労をされ、大学当局の支援をいただき設立に至ったと記されています。その後、1965年(昭和40年)に文理学部が人文学部と理学部に再編されたことを契機に現在の文理・人文学部同窓会が発足しました。

 

 文理・人文学部同窓会の現況を申し上げますと、文理1回から本年卒業の人文45回に至るまで、19,000人を超える卒業生を有し、現役学生会員を加えますと21,000人を超える規模になりました。現在、北から北海道、東京、静岡、浜松、東海、関西の6つの支部があり同窓会活動を支えています。

 

 同窓会の主要事業として、3年前から開始した寄付講座、講座名「現代社会の変容とキャリア形成」があります。これは、同窓会を支える現役学生に少しでも役に立ちたいとの思いから大学当局に申し入れを行い実現したものです。全15回の講義を同窓生が講師となって引き受け、学生時代の過ごし方、社会に出てからの様々な体験など生の人生経験を語ることにより、学生諸君に学生生活の送り方、ものの考え方、就職などの進路選定に役立ていただくことを狙いにしています。大学当局の全面的なご協力もあり、人文社会科学部でも人気講座の1つになっているとのことで、大変うれしく思っています。本年1月に3回目の寄付講座を終了しましたが、受講生の1人が、「寄付講座を通じて『私たちの母校は、静岡大学である』という実感と誇りを持つ大切さを学びました」と語ってくれたことが何よりの励みとなりました。これからも、継続して実施し、学生と同窓生がより強い絆でつながるよう頑張っていきます。

 

 60周年記念事業の一環として、記念誌「同窓会のあゆみ」を発刊いたしました。前回記念誌「大岩発大谷へ」から既に14年を経過し、この間の記録もしっかり残しておくことも大きな目的であります。記念誌は大きく2部構成となっていて、第1部は同窓会の発足から今日までの「記録編」とし、第2部は、同窓会に関わった方々に寄稿していただいた「想い入れ編」になっています。先ほど申し上げた寄付講座の概要も掲載いたしました。本日皆さんにお配りしてありますので是非ご覧いただきたいと思います。

 

 21世紀に入って既に13年が経過しましたが、「失われた20年」の言葉に代表されるように日本全体が低迷を極めたといっても過言ではありません。この間、同窓会を巡る環境も大きく変化しました。母校静岡大学は2004年国立大学法人となり、2008年には「自由啓発・未来創成」のビジョンが定められ、「人材育成を旨として、質の高い教育と創造的な研究を推進し、社会と連携し、共に歩む存在感のある大学」をめざし鋭意努力されております。

 

 こうしたなか、昨年4月には人文学部が人文社会科学部に名称を変更し新たに発足した一方で、11月には我々の大先輩である旧制静岡高等学校同窓会が90年にわたる歴史に幕を閉じました。こうした新旧交代は時代の流れとはいえ感慨深いものがあります。

 

 静岡大学も、広く地域に応援団を募る目的でサポーターズクラブを立ち上げ、未来創生基金を設置しました。同窓会としても積極的に協力する所存ですが、こうした課題に対しては、単独の同窓会では限界があります。各学部同窓会との連携を密にし、オール静大の体制で臨むことが求められます。この件に関しては、うれしい出来事がちょうど1週間前の525日にありました、全学同窓会の東京地区がはじめて5学部同窓会合同の記念イベントを実施されたことであります。学部を越え、年齢を越えたこうした試みは必ずや同窓会活動の活発化につながり大きな力になることを確信しております。

 

 60年は人間でいえば還暦を迎えたわけであり、暦が還る言葉通り、旧制静高から文理学部、人文学部、人文社会科学部と連綿として受け継がれてきた伝統をしっかり受け継ぎ、皆様と共に、新たな同窓会の一歩を力強く踏み出したいと思います。

 

 最後になりますが、同窓生の皆様に置かれましては、引き続き同窓会に対するご理解とご支援をいただきますよう切にお願いし、ご挨拶とさせていただきます。

 

本日は誠にありがとうございました。 

 

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