みなさんこんにちは! 学生レポーターの鈴木です。
暑い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は大学生の夏休みの風物詩、「集中講義」の内容を紹介します!
人文社会科学部でこの夏に行われる集中講義の中から各学科2つずつ、合計で8つの集中講義をご紹介!
まずは言語文化学科と社会学科の集中講義から行きます!
【言語文化学科】
日本言語文化各論Ⅳ(大橋 祟行先生)
対象:2~4年
内容:明治期から昭和期にかけての少女小説、少年小説について概説する。その上で、特に大正期から昭和期にかけて書かれた少年小説・少女小説をいくつか取り上げて読解し、そこから見えてくる文化の様相や小説としての問題、その後の漫画文化、アニメ文化との断続などについて考える。
比較文学各論Ⅰ(柳原 孝敏先生)
対象:2~4年
内容:翻訳と翻案について考える。翻案というのは、脚色、書き換えなどのことで、まとめて、「アダプテーション」と呼ぶことができる。スペイン語圏の文学作品のアダプテーションを考える。
【社会学科】
認知心理学(越智 啓太先生)
対象:2~3年
内容:認知心理学は人間の知覚、記憶、思考、言語のメカニズムについて研究していく分野です。基礎科学的な側面もありますが、人間生活の様々な領域に応用されている分野でもあります。この授業では、認知心理学の基礎的な概念を学び、それがどのように応用されているのかについて、多くの具体例を挙げながら解説していこうと考えています。基礎的な概念から学習しますので、予備知識はとくに不要です。
社会関係史(伊藤 順二先生)
対象:2~3年
内容:クリミア戦争後、一般兵役義務の導入にともない、ロシアの知識人たちは民衆的ナショナリズムを鼓吹した。ロシア的メシアニズムは「スラヴの同胞」の救済だけではなく、ヨーロッパの没落と新世紀の到来を夢想し、様々な文化的・政治的運動に影を落とした。ザカフカスや中央アジアでの植民地経験は、「半アジア人」視されることもあったロシア人にあっては、単なるサイード的オリエンタリズムを再生産することには終わらず、複雑な自意識を産み出した。ボリシェヴィキも例外ではない。本広義では戦争あるいは「文化戦争」を主軸に、革命に至るまでのロシアの世界史的な自己意識とその問題点を歴史的に概観する。
どの集中講義も複雑な内容を取り扱うようですね…
卒業生の皆様も学生時代を思い出されたのではないでしょうか?
次回は法学科と経済学科の集中講義を紹介します! お楽しみに!
※集中講義の内容は2015年度版のシラバスより引用しました。
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