静岡大学岳陵会 会員の皆様
2025年6月7日(土)に開催されました
2025年度静岡大学岳陵会本部総会資料は以下の通りです。
以下資料内容は総会の場において、会則に定められた採決により全て承認されております。
*同窓会報「岳」67号(2025年8月発刊・会員送付)の紙面に掲載の二次元コードを読み取ることでこちらのページにアクセスすることができます。
*以下の文字をクリックするとPDF資料を確認できます。
役員改選にともなう新役員体制(任期2025年6月~2027年総会まで)
*本掲載の内容は総会の場で承認を受けたものになります。岳陵会本部事務局では本資料内容に関する個別のご質問、ご説明にお答えすることができかねます。*本部総会における資料をホームページに掲載することで、より開かれた同窓会運営につなげたいと考えます。資料をお読みいただいて同窓会活動に関してご提案などございましたらお問い合わせ方法(こちらをクリック)をお読みのうえお送りください。今後の同窓会運営などの参考とさせていただきたくご理解ご協力よろしくお願い申し上げます。
静岡大学のホームページ「同窓生によるリレーエッセイ」に
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【第196回】最後の「穆寮会」
https://wwp.shizuoka.ac.jp/essay/2025/06/10/196/
「モラトリアム記」
著者 大久保 氏平
文芸社 2015年5月刊行 定価(本体1,500円+税)
旧制高校時代の面影が残る趣のある佇まいに較べ、移転後には、山麓の蜜柑畑や山腹の森を強引に切り拓いた、自然破壊をも連想させる剥き出し感がありました。
それが四十代のある時、科の同窓会を開き昼間大学へと出かけた折には木々も繁り、ずっと前からそこにあったかのように、校舎が周囲の緑と馴染んでいる様には、少々驚かされました。
この本を鬼籍に入る前に是非著したいと願ったのには三つの理由があります。
まず1969年は受験生にとって特別な年でした。一部の大学の紛争ばかりをメディアは取りあげ、入試中止の影響を受けた受験生について報じられることはありませんでした。
そんな訳でどこかでその時の受験生の様子を書き留めておきたかったのです。
次は、モラトリアムは女将さんの死をもって終わりを告げますが、同時に爾後、彼女が学生達と関わった十余年を本に著したいとの想いが、新たな伏流となって流れ始めました。
偉人伝や武勇伝とは真逆の、一市井の人の生き様を文章にしたいと思うようになりました。それがここまでずれ込んだのは、筆力不足以外の何物でもありませんが、何とか間に合いホッとしているところです。
そうして最後に大風呂敷を広げて恐縮ですが、ここに登場する人物達を通して、拝金主義や権力志向等が横行闊歩する今の社会に、ささやかな抗いを示したかったのです。

【著者プロフィール】
大久保 氏平(おおくぼ しへい)
本名 友川英美 (人文7回 昭和50年 英文学 卒業)
※同窓会報「岳」への掲載は紙面に限りがありますので、ホームページの掲載とさせていただきます。あらかじめご了承ください。原則FAX、書面でのご紹介依頼はお受けできません。お手数でもメールでのご連絡をお願いいたします。
静岡大学のホームページに「同窓生によるリレーエッセイ」のコーナーがあります。
皆様どうぞご覧ください。
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【第186回】静大らしい眺め
静岡大学のホームページに「同窓生によるリレーエッセイ」のコーナーがあります。
今回は、岳陵会本部 役員 根本 猛 様(人文11回法卒)のエッセイが掲載されています。
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【第181回】さらば雄萌寮 – 静岡大学同窓生によるリレーエッセイ (shizuoka.ac.jp)
