こんにちは。
学生レポーターの大石 真です。
2月1日から15日まで、言語文化学科の学生が企画した「本との出会い展」という展示を図書館で行っています。今回は、この展示を行っている言語文化学科の平野春香さんに取材してきました。
1.今回の展示ではどんなことをしますか
言語文化学科を含む先生方や学生などの有志に書いてもらったオススメの本の紹介のパネルを展示するものです。11月の静大祭に共通P棟で行ったものと内容は同じものです。見に来た人の読書欲を刺激してくれるような面白い展示になっています。
2.どうして展示を開くことになったかきっかけを教えてください
もともと言語文化学科のアピールをしたいと思って考えました。もちろん言語文化学科だからといって、文学や物語について研究している人がすべてではないですが、自分が文学を研究していることもあって、言語といえば本だなと思ったのがきっかけです。また、最近スマホなどの普及によって本を読まなくなっている人が増え、文学の価値が減少したと言われていますが、そんな時だからこそ、「本が読みたくなる展示」をしようと思いました。
3.みどころはなんですか
まず、紹介文が手書きで、ビジュアルでも楽しめるところです。水彩を使った美しい者から、手紙風の心温まるものまで色々あります。なので、本に対して硬いイメージの人でも、楽しむことができると思います。
また、本のジャンルも幅広くあり、評論・新書から海外文学、絵本、人気作家の一般文芸まで様々な本があります。本好きの人でも、あまり本を読まないけど興味ある…って人でも、また年齢も関係なく様々な人に楽しんでもらえると思います。
4.どんなことを感じ取ってほしいですか。
気軽に来て、見てみて、何かしら本に興味をもってもらいたいです。そこから気になった本はぜひ後で手に入れて読んでくれたら嬉しいです。せっかくの図書館での展示なので、そのまま図書館で本探しの旅に出るのもいいかもしれません。
5.本や文学の見出せる価値ってなんですか。
役に立たないといわれるのには、反感があります。本に関して、読んだ本に感動して行動や考え方が変わるというのは私も度々あるので、役に立たないということは全くないと思います。また本、特に小説・物語は社会に対するメッセージを含んでいることが多々あるので(私の研究していた作品もそうです)本を読むことや、文学を研究するのは必要だと思います。
6.おススメの本はなんですか。
平松洋子さんの「ステーキの下町で」、「サンドウィッチは銀座で」などの本です。食べ物のおいしさを表現するときの言葉の使い方が見事で、本当においしそうなのでいいなと思います。この本は、谷口ジローさんのおいしそうなイラストがたくさん入っているのでよりリアリティもあり、見ているだけでもおなかが空いてきます。本展でこの二冊の本は展示してあるのでぜひ見てみてください!
7.最後にひとことお願いします。
今回の展示の期間はテスト期間とちょうど重なっているので、休憩がてら気分転換にでも足を運んでくれたらうれしいです。けっこうボリュームのある展示なので一度に全部の文章を読むのは大変かなとも思いますが、入場無料なので何回でも来てください!何か思ったことがありましたら感想を一言でも書いてくださるとうれしいです。
- 交換留学レポート⑨ラトビア・リガでの大学生活 (2024-02-16 14:34:26)
- 交換留学レポート⑧リガでの年越し (2024-01-10 15:15:16)
- 交換留学レポート⑦リガのクリスマス (2023-12-24 02:26:21)
- 交換留学レポート⑥フィンランド、ヘルシンキ (2023-11-10 19:25:12)
- 交換留学レポート⑤エストニア、タリン (2023-11-01 22:33:16)
- 交換留学レポート④寮の紹介 (2023-10-20 10:56:03)
- 交換留学レポート③ケメリ国立公園 (2023-09-30 17:32:08)
- 交換留学レポート②リガの様子 (2023-09-13 17:16:58)
- 交換留学レポート①リガ到着! (2023-08-29 04:32:35)
- 交換留学に行きます (2023-07-31 12:17:48)