みなさんこんにちは!
学生レポーターの鷲山です。
月日が経つのは本当に早いですね。新学期が始まってからそろそろ1カ月になろうとしております。
1年生も大学に慣れ始めてきたようにみえます。桜も装いをあらため、構内には緑が目立つようになってきました。タンポポやツツジは綺麗に咲いていますが、春の実感は薄れ、季節は夏に向かって進んでいるのだなあと感じる毎日です。
今月の15日㈯に、静大公開講座が行われましたので、そちらにお邪魔してきました。
「中国人による中国講座」という講座です。
月に一度、講師の先生がリレーで講座をやってくださいます。その道を究めた方の、貴重なお話が満載となることでしょう。第一回目は「講座の紹介と中国入門」ということで、言語文化学科准教授の張盛開先生から講師の先生の紹介をしていただきましたが、それだけで講座への期待が膨らむような、すごい経歴をお持ちの先生がたくさんいらっしゃいました。静大で中国語を勉強した学生にとってはおなじみの先生も、勿論張先生も講座を行ってくださいます。
講座の中で、先生の故郷の特産品である「烟茶」というお茶をふるまっていただきました。このお茶、茶葉を燻製したというお茶で、日本では手に入らないものだそうです。スモークの香りがクセになる逸品で、今でも味が忘れられません。
第一回目は、中国方言の研究者である張先生が、現地で行ったフィールドワークでの出来事や、先生の故郷である平江について、講義をしてくださいました。
どちらの話とも、舞台は中国の田舎でした。日本の田舎と同じで、昔ながらの風習が残っていたり、今は忘れられてしまったような方言を話すご老人がいたりと、実際に訪れた人からでなければ聞くことのできない話を、先生が撮影された映像や画像のスライドショーと共に聞くことができました。私は中国言語文化コースに所属しているため、中国に関する授業は毎日のようにあるのですが、その中でも聞いたことのない話ばかりで、大変興味深かったです。
市民の方々は熱心に受講されており、積極的な質問が飛び交いました。その真剣さに身のひきしまる思いがいたしました。
ホームページには、応募を締め切っていると書いてあるのですが、定員にまだまだ余裕がありますので、応募をしなくても参加をすることができますよ。1日だけの参加も可能ですので、お気軽にどうぞ!
↓日程や講師の先生の名前を、ぜひホームページでチェックしてみてください!
https://wwp.shizuoka.ac.jp/hanyushizhe/
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