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3.在学生からのレポート(学生レポーター)
3.在学生からのレポート(学生レポーター) : 「もうすぐ静大祭!」の訂正&私の卒業論文~題目の変更」
投稿者 : 事務局 投稿日時: 2019-11-15 13:51:15 (895 ヒット)

みなさんこんにちは!

学生レポーターの鷲山です。

 

まさに今日、70回静大祭が行われています!

 

定年坂前にある手作りゲート

 

 

明日は前回の記事でお伝えした芸能人招待企画!

…ですがその記事に一部誤りがありましたので、訂正させていただきます。

 

声優の 関智一さんのトークショーですが

場所はメインステージ(晴)や大学会館(雨)ではなく、

共通教育B301(晴天、雨天共に)でございました。

お詫びして訂正いたします。大変失礼いたしました。

 

 

また、午前9時より、芸能人招待企画観覧のための整理券を配布するそうです

 

場所はこちら、共通教育B棟ピロティ

(赤まるで囲ってある場所になります)

 

 

定年坂をのぼり、デコレーションされた階段をのぼって左手にある所です。

 

音楽・お笑い・トークショー全ての整理券をここで配布するそうです。

 

音楽・お笑いは整理券がなくても見ることができるそうですが、トークショーは整理券がないと見ることができない…など諸注意がございますので、詳しくは以下のURLから「招待企画注意事項」をお読みください。

http://www.shizudaisai-jc.com/shotai.html

 

 

 

さて

 

 

 

今回の記事では、私の卒業論文についてお届けしていきたいと思います。

以前2度ほど記事にしている内容なのですが、調査が進むにつれ問題設定が細かくなり、以前お知らせしたものとは少し変わってきた…ということをご報告したいと思います。

 

(私が何を題材としているのか、ということはリンクにてご確認いただければと思います!)

「私の卒業論文」

http://e-gaku.org/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=746 

「私の卒業論文~卒論中間発表会」

http://e-gaku.org/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=749

 

 

まず、題目が変わり

「山梨岡神社の夔について」

とよりストレートになりました。

 

そして、固まってきた章立てがこちら!

 

はじめに

 

第一章 「夔」とは何か

 第一節 中国における「夔」

 第二節 山梨岡神社に祀られている「夔」

 

第二章 「夔」のおこり

 第一節 怪力乱神を語る徂徠   

 第二節 神社の俗

 

第三章 「夔」の広がり 

 第一節 妖怪ブーム

 第二節 流行神

 

おわりに

 

 

これだけお見せしても、なんのこっちゃという感じですが……。

 

全体の流れとしては、山梨岡神社に夔が祀られ、それが広がっていった様子を概観する、というイメージです。(また変わるかもしれませんが…)

以下、各章について少し説明を加えていきます。

 

 

 

第一章 「夔」とは何か」ではまず「夔」がどのような性格を有した「神」なのかということを説明していきます。

 

 

 

「第二章 「夔」のおこり」では、夔が「発見」された後、神社によって祀り上げられた状況について述べていく予定です。

 

これまで「山梨岡神社の夔」を専門的に取り扱った研究はほとんどありません。(もしあったら教えてください)

博物館で展示が行われたり、論文の中で少し触れられたりといったことはあるのですが、夔の「発見」に詳細に迫ったものは現在確認できていません。

そこに、微力ながらメスを入れられたら、というのがこの章になります。

 

 

 

「第三章 「夔」の広がり」で述べるのは、神社によって祀り上げられた後、夔の信仰が人々の間に広まっていったのはなぜか、ということについて。

 

夔は最初、大奥や御三家・御三卿などの権力層にお札を求められ、それから民衆の支持を集めるという流れをたどっていきます。

そのうち、民衆に受容された背景について、当時の「妖怪ブーム」や、様々な神が祀り上げ・祀り棄てを繰り返した「流行神」現象から紐解いていきます。

そして最終的には、「夔信仰は江戸時代の信仰現象のどこに位置づけることができるのか?」ということを明らかにしていきたいと思っています。

 

 

 

うまくお伝えできたでしょうか……?

 

やらなければならないことがどっさりあって途方に暮れることもありますが、研究は基本的に楽しいです。「何がでるかな」とスクラッチを削っていく感覚に似ているなと思います。これから、銀色の下から現れた様々な色をグループわけして、綺麗に見えるよう配置していく作業が必要になってきます。

 

がんばるぞ。

 

 

それではまた!

 


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