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3.在学生からのレポート(学生レポーター)
3.在学生からのレポート(学生レポーター) : 交換留学レポート④寮の紹介
投稿者 : 事務局 投稿日時: 2023-10-20 10:56:03 (326 ヒット)

 

こんにちは! 学生レポーターの小林です。

 

リガはすっかり寒くなってきました。

日中でも10℃くらいしかないので、コートを着始めています。来週は氷点下まで行くようです。今でもたまに氷の粒が降ってきますが。

現地の人たちも同じような格好なので、「やっぱり寒い地域に住んでいても寒いものは寒いんだな」と最近感じました。

 

さて、今回は自分が選んだ寮の紹介です。

なぜかというと、最近引っ越しをしたからです。

海外の大学へ留学する場合は、寮に住む、アパート、シェアハウスを探すなどいろいろあると思いますが自分は大学が提供している寮に住んでいます。

自分の心構えとしては、「2人以上と生活できる」、「共同のスペース(キッチンや談笑場など)がある」場所に住みたいと思っていました。

 

1.     以前の寮

もともとは大学、市内からバスで40分ほどの場所にあった寮にいました。

1960年代に建てられたようなので、全体的にかなり古いです。

私からしたらキッチンやバスルームはきれいではなく1年間過ごすのは大変だなと思っていました。(結局1か月ほどしか滞在しませんでした。)

二人部屋で、家賃は35000千円程度、水道光熱費、冷蔵庫、シーツが含まれています。

ウクライナとインドからの生徒が大部分を占めているような状態でした。

5階建ての建物で一つのフロアに30部屋ほどあります。

また、1フロアにキッチン、洗面台、トイレが2つずつあります。シャワールームは1階にあって、一度に10人くらいが使えます。

 

2.     現在の寮

こちらの寮は市内にあります。

123人部屋が選べて、部屋に人が少なくなるほど家賃が上がっていきます。

自分は2人部屋に住んでおり、オランダ人のルームメイトがいます。

家賃は5万円ほどです。寮内の設備は新しく、水道光熱費、冷蔵庫、シーツが家賃に含まれています。シャワーとトイレ、洗面台が各部屋にあるのが以前の寮との違いです。また、キッチンは10人くらいが使うと思いますが、テーブルがあるのでいろいろな人と話ができます。実際引っ越して2日目にはイタリア、ヨルダン、カザフスタン、フランスの友人たちと食事をしました。

 

一番人気な寮は、大学に近く家賃も3~4万ほどで抑えることができます。

自分は市内で生活したいのと友人がその寮にいたのでそこにしました。また、以前の寮は大学から40分と遠いので、冬はかなり苦労すると考えました。ラトビアは天気が変わりやすく、雨と雪とで交通機関が遅れる等は多いようです。

住まい選びはとても大切です。特に自分の場合は、海外の人と住むのは初めてなので安心できる環境を整えることに越したことはありません。値段を安くすれば寮の質は基本的に下がります。特にラトビアはほとんどの建物が古く、ヒーターやベッド等も古い可能性があります。値段は妥協しても、安心感や立地、設備の良さは見込むことができます。

ルームシェアや二人以上で生活する場合は、結局ルーメイトとの関係性が一番大きいかもしれませんが。

友人と話をしていると、多くの人がルームメイトとの生活スタイルの違いで苦労しているようです。寝る時間(電気を消す時間)、部屋で電話をする可能性(騒音)、清潔感(裸足での生活、匂い)等…挙げればきりがないです。

なので、それぞれの基準の確認作業は必要かもしれません。実際、慣れてくる場合もありますが、ストレスがかかることは間違いないでしょう。

自分の場合は、幸いとてもよいルーメイトに恵まれて、毎日楽しく過ごせています。

自分と基準がほとんど同じ感じです。また、伝えるべきことは言い合うようにしています。

 

以上、ざっと寮の紹介と感想です。自分は現在素晴らしい経験をすることができています。悪条件の中での生活は無理にしようとは思っていないので良い決断だったと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました!

 

人文社会科学部経済学科(Faculty of Engineering Economics and Management) 小林


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