Q1現在どのような研究をされていますか?
技術の進歩に伴って、私たちにできることは日々増えています。しかしそうしたことの中には、「倫理の点で問題があるのではないか」と言われるものもあります。例えば、クローン人間を作ることに関しては、意見が鋭く対立します。こうしたとき、技術利用の是非を決める正当な根拠は何なのかということを考えています。
Q2ゼミでは何をされていますか?
学生が自分自身の興味関心にもとづき文献を探し、レジュメにまとめた上で発表するということをやっています。
Q3学生時代はどのように過ごしていましたか?
1, 2年生の頃はひたすら音楽をしていました。しかしそのなかで、「よい音楽とは何か」ということを疑問に思い始め、そこから哲学に没頭するようになりました。
Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。
この問いは難しいですね。自分の所属する学部・学科の先生に聞く…というのがよいと思います。
Q5在校生に向けメッセージをお願いします。
サークル、バイト、資格、就職活動…色々と忙しいと思います。しかし時には、ゼミの先生とゆっくりと話す時間を作って下さい。そうした会話の中で、いままでとは異なる見方・考え方を知り、人生の指針となる本と出会う――それもまた(それこそが、とは言いませんが)、大学生活の醍醐味です。
Q1現在どのような研究をされていますか?
人間と自然の関係を、生業や食文化から研究しています。具体的には、アフリカの熱帯雨林の農耕文化の研究、沖縄の市場での農水産物の研究、世界中のバナナ栽培文化の比較研究などです。
Q2ゼミでは何をされていますか?
2,3年生向けの演習では、環境・食・生業をキーワードにした演習、4年生の卒論ゼミでは、それらのテーマを含めて幅広いテーマを学生自身が選んでいます。
Q3学生時代はどのように過ごしていましたか?
ぼーっと過ごしていました。もったいない。
Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。
興味を持ったことについて本を読む癖をつけて、そこからどんどん興味を拡げて欲しいですね。意見が対立するテーマについて本を選ぶときには、新書などで、対立する主張の両方を読むと、自分で判断ができるようになります。
Q5在校生に向けメッセージをお願いします。
自分は文系だとか、人づきあいが苦手だとか、語学が苦手だとか、自分に枠をはめないで、チャンスが転がってきたら拾ってみることを勧めます。
社会学科 歴史文化コース (日本近世・近代史)
Q1現在どのような研究をされていますか?
江戸時代における地域行政の仕組みや民衆運動の性格について、明治時代以降への展開を視野に入れながら研究しています。明治維新がもつ世界史的な特質について、地域史の観点から明らかにすることが、現段階での目標です。
Q2ゼミでは何をされていますか?
「いま」につながる日本史の面白さが体感できるテキストを、ゼミ生と読みながら議論したいと思っています。まだまだ試行錯誤中ですが…。
Q3学生時代はどのように過ごしていましたか?
サークルでテニスをしたり、仲間たちと飲んだり、あちこちに出かけていました。「よく学び」とは、あまり言えない学部生時代でしたが、よく遊び、よく悩んでいました。
Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。
「これだけは読んでいて良かった」と思える書籍に出会えるよう、まずは興味関心の赴くままに「乱読」してください。その結果巡り会えた「自身にとっての名著」とは、きっと長く付き合うことができると思います。
私の場合、歴史学を志していく上で、牧原憲夫『客分と国民のあいだ 近代民衆の政治意識』(吉川弘文館、1998年)には、大きな影響を受けました。
Q5在校生に向けメッセージをお願いします。
学生時代は、学問や人間に対して、従来よりも一層「深い」付き合い方ができる時間だと思います。その「深み」を知ることで、きっとこれからの人生が変わっていくはずです。どうか、かけがえのない学生生活を送ってください。
Q1現在どのような研究をされていますか?
現代哲学、アジアの社会文化論、静岡の歴史文化。
ごく最近は高齢者の社会参加について。
Q2ゼミでは何をされていますか?
かつては、芸術が立ち上がる瞬間を求める実践的ゼミを行っていましたが、
最近は現代社会における貧困問題や、太平洋戦争で死んだ人の魂が救われためには何が必要かなどを考えるゼミを目指しています。
Q3学生時代はどのように過ごしていましたか?
映画を見ていました。
アパートで彫刻をしていました。
都内の美術館によく行きました。
Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。
『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著、岩波文庫)
Q5在校生に向けメッセージをお願いします。
上手に時代を生きるようとするのではなく、自分がどのように時代の中で作られているかを見極めてほしい。
Q1現在どのような研究をされていますか? 中国の社会や民衆が「近代」という時代を通過することでどのように変わったのか、またそのことが現在の中国の社会や民衆にとってどのような意味があるのか、という課題について、主に19世紀末~20世紀中頃の都市における教育や医療に焦点を当てて研究しています。近年急速の進歩を遂げている研究分野ですので、アジア各国の研究者と切磋琢磨しながらがんばっています。 Q2ゼミでは何をされていますか? 西洋近現代史の教員とコンビを組んでゼミを運営しています。そのため学生も東洋史を専攻する学生と西洋史を専攻する学生とが混在しています。こうしたゼミ運営は全国的に見てもめずらしいのではないでしょうか。私にとって西洋史の報告は時に理解するのが難しく感じられることもありますが、それまで東洋史にはなかった方法論などに触れることもあり、大変刺激的です。おそらく学生たちも同じように感じているのではないかと思います。 Q3学生時代はどのように過ごしていましたか? 学部時代はあまりよい学生ではなかったように思います。2年生まではもっぱらサークルやアルバイトに明け暮れていました。しっかり勉強するようになったのは、2年生の夏休みに中国を3週間旅行してからでしょう。中国の風土を自分の目で見、現地の人と交流することで、俄然勉強する気が沸いてきました。その後、4年生の時に1年中国に留学しました。この留学が、その後の進路を決める上で決定的な要因になったと思います。 Q4学生時代にこれだけは読んでおけと考える書籍を教えてください。 ひとそれぞれ関心が違うので、読むべき本というのもそれぞれ違ってよいと思いますが、とにかく様々なジャンルの本を読んでもらいたいと思います。私にとっては、歴史学関係の書籍以外に、井上靖のシルクロード関連の小説・旅行記や、沢木耕太郎『深夜特急』などが、一人旅や異国の地に対するロマンをかき立てさせるのに大きく作用しました。 Q5在校生に向けメッセージをお願いします。 近年の大学生は、昔に比べ時間的にも経済的にもいろいろと大変なように感じます。そのようななかで、外国に、しかも長期で行くということは年々難しくなっているかもしれません。しかし、それでもやはり大学生のあいだに一度は外国に行ってもらいたいと思います(できれば卒業旅行ではなく、それよりも早い段階で)。「自分の考える常識が外国では常識ではない」ということを認識することが、その後の人生にとって極めて大きな意味を持つからです。どうかがんばってもらえればと思います。
