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投稿者 : 事務局 投稿日時: 2019-11-01 14:41:01 (967 ヒット)

みなさんこんにちは!

学生レポーターの鷲山です。

 

先日、千葉や東北地方で記録的な大雨が降ったそうですね。

台風19号から立て続けに雨が猛威を振るっており、年々深刻化する豪雨の被害に先行きが不安になります。

また首里城が全焼し、小さくはないショックを受けています。

地震雷火事親父が勢揃いして日本を襲う昨今。日頃の備えが肝要だなと感じます。

 

 

さて

 

 

今回は

 

中文卒論中間発表会

 

についてレポートしていきたいと思います!

 

 

当日は、このようなプログラムで発表会が進みました。

 

(ぼけてしまって見にくいですね……)

 

持ち時間は130分!15分が発表の時間で、残りの15分は質疑応答になります。

 

今までは見る側だった中間発表会。とうとう発表する側になりました。

友人が発表をし、先生方からコメントをいただき、あともう半年もせずに卒業なのだなあということを強く実感。

休学をはさみ5年も学校にいるに、あっという間です。

年明けに卒論を提出し、それから口頭試問および卒論発表会がありますが、その日もすぐにやってきてしまうのだろうなと思いました。

残された時間を大切にしたいです。

 

また他コースから先生方をお招きしたこともあり、発表会は質疑応答が十五分では足りないほどの盛り上がりとなりました。

発表会後の黒板の様子。質疑応答の際に黒板を使う発表会は初めてでした。

 

現在、発表会で先生方からいただいたアドバイスをもとに調査を進めています。

…すると、思わぬところから思わぬ情報がやってきたり、方向性を調整したことで論点がクリアになったりと、以前より調査が楽しくなってきました。

 

自分の知りたいことや調べていることを明示して、人からアドバイスをもらうことは非常に効果があるのですね。という当たり前のことをこの中間発表で学びました。

伝え方をもっと工夫すれば、自分のほしい答えにより近づくアドバイスを引き出すことができるのかもしれない、と新たな模索点も見つかりました。難しいことですが、会社で働くようになってこそ大事なことだと思いますので、これから鍛えていきたいと思います。

 

 

気づけばもう11月……。

一ヶ月後は12月……。

そのまた一ヶ月後は1月……。

カウントダウンをしていたら気が滅入るだけなので、今は目の前の課題に集中していきたいです!

 

それではまた!

 


投稿者 : 事務局 投稿日時: 2019-10-25 12:32:56 (1245 ヒット)


こんにちは!学生リポーターの佐々木です。今回は、僕が参加している「静岡大学学生歌のビデオをつくろう」という企画について紹介させていただく記事第一弾です。 


まずは静岡大学生の皆さん、静岡大学には「われら若人」という学生歌があるのを知っているでしょうか。入学式で歌われているのを知っている人もいるかもしれません。まずはこの歌の紹介をします。


遡ること70年前、静岡大学誕生にあたり旧制静高といったいくつかの学校が統合されることになる中、大学は当時再編に戸惑う学生たちの指針となり、その後のシンボルとなる学生歌の作成に取り組むことになりました。そんな中歌詞を学生から公募し、当時私の先輩でもある人理学部の学生であった高島善ニさん(「高」ははしごだか)の書いた歌詞が採用、また当時新人気鋭の作曲家であった石井歓さんが曲を提供することでこの「われら若人」は誕生しました。


長い年月の中で当時のものから少しばかり歌詞に変更は起きましたが、歌詞に書かれたものは今でも残る静岡の豊かな文化、統合に不安を感じながらも一致団結し前を向いて進もうとする学生達の力強い決意表明です。


今でも歌い継がれるこの歌の存在、実は私も2年生の夏まで意識をしたことがありませんでした。今から約1年前、その以前からお世話になっている岳陵会の先輩であり、私のキャリア支援も手厚くして頂いてる木下学さんと東京でお会いした際、この曲についてのお話をいただきました。木下さんとの出会いにつきましては、次回の記事で詳しく書かせていただきます。その後歌詞を改めて読み直し、そこに書かれた思いに感銘を受けた私は、なんとかこれを現代の静岡大学で広めることができないかと考えました。きっかけを与えていただいた木下さんにこの場をお借りして改めて感謝させていただきたいと思います。 


現在の静岡大学の学生の多くは、静岡・浜松キャンパス分離問題という大学そのものの足元が揺らぐ不安に加え、学生生活そのものへの期待や不安、就職活動という未来への揺れる想いを胸の奥に抱えながら日々生活をしています。そんな中、歌詞に描かれたように長い歴史の中で互いを認め共に手を取り、助け合いながら卒業していった先輩たちのように、今一度私達は静岡大学の仲間という存在やそのつながりを見つめ直すべきだと思います。そんな思いを理由の一つとして、学生歌をみんなで歌うビデオを作る企画をさせていただきました。


今振り返ってみてももともと私は自己中心的な人間だったと思います。悪い意味で周りのことを考えることができないことが多かったです。それは大学という場そのものにもいえることかもしれません。同じ教室で、友達とともに同じ黒板に向かっていた高校時代から、それぞれの個人的な目的を追求していく大学という場では、そうなる人も多いはずです。しかし、アルバイトやインターンシップ、大学での出会いが増えるにつれ、そんな自分を克服し、つながりを大切にしながら人とともに手を取り合って協力できる人間になるために、そんな自分を克服したいと思うようになりました。この企画へは個人的にはそのような、テーマを持って臨んでいます。


大変なことも多かったですが、まず感じたことは「自分にはこんなにも多くの仲間がいてくれた」という実感です。企画に参加してくれたメンバーみんなが、「こういう企画やりたいんだけど」と提案すると「いいね!やろう!」とすぐにOKしてくれた事実は、純粋に嬉しいだけでなく自信にも繋がりました。本当に感謝しています。半年間という長い期間、私の周りにいる尊敬できる仲間たちに声をかけ、とても豪華なメンバーでこの企画に取り組むことができました。ビデオという今ならではの形にこのつながりを残すことができただけでも、一生の宝物だなと感じています。


ビデオ以外にそんな仲間たちを紹介できる場を設けたいと思い、企画メンバーにプロフィールも兼ねて、


企画を通じて感じたこと今頑張っていること


2つを聞いてみました。一人ひとりが個性的であり、それぞれの魅力を持ったメンバーです。今回はそれを少しでもお伝えできればと思います。


 



企画メンバーと①


 


●玉田隼汰郎



  1. あまり撮影に参加できなかったけど、普段関わることのない浜松キャンパスの人と関われてよかった。

  2. 今はドイツ留学中で、さらにコミュニケーションの輪を広げようと頑張っています!


●冨吉乃愛



  1. 先輩方の就活を見据えた話を聞いて自分が一年後どうなりたいか考えることができた。企画を通して初めて会った方もいて、お話できて面白かった!

  2. 国際交流サークルや海外旅行など英語を話す機会を自分から作ること。


●石山宙史



  1. 浜松キャンパスとのつながり。これは、これからも大事にすべきだと思う。

  2. スーツ屋でのバイト。接客など自分が苦手なことに挑戦してます。


吉田実桜



  1. 通って3年目になる大学の校歌やその建物の意味(カタツムリの方向がもう一方のキャンパスの方に向いてたこと)を初めて知れて興味深かったです。

  2. 今はドイツ語の勉強に励んでいます。


渡邉珠美



  1. 学校歌を改めてしっかり聞いて、表現して楽しかった。また意味など考えて聞いてみたい。

  2. 今から頑張りたいことでもあるけど、巡礼をテーマに卒論を書くために、実際に歩くこと。


小林タバサ



  1. 様々な分野で頑張っている後輩たちとおしゃべりできて楽しかったです。

  2. 法律の勉強と、討論サークル「法・社会学研究会」での活動を頑張っています!


久保山健太



  1. 今回の企画で気づいたことは、様々な学部の人と撮影して、そのつながりをなんとなく実感できたこ と。

  2. 今頑張っていることは、とにかく経験すること。今のところ高校の教師を目指していて、でもこのまま 業してすぐに教師になっても、子どもたちの心に響く言葉はかけられないと思って、いろいろと経験をすることを頑張ってます!


米田凌



  1. 初めてあった人とでも、一緒に何かつくることは楽しい!

  2. 研究、プログラミング


松澤千晶



  1. みんなでパネルを持って楽しく学生歌を歌えたことです。また、入学式の時に静岡大学の学生歌を一度だけ聞いただけでしたが、改めて曲調や歌詞を聴くと素敵な曲だなと思いました。今回の撮影した動画を通して、学生、教職員、地域の人、静岡大学入学を目指している高校生などにこの曲のことを知ってもらいたいなと思いました。

  2. 第二言語習得についての研究を頑張っています。また、英語教育にも興味があるので、この分野についても積極的に学ぶようにしています。


柴森太一



  1. 学生歌の存在はほとんどの学生が知らないので、今回フューチャーしていたのが面白かったです。小中学校、高校の校歌に比べて歌う機会がない分、このような企画で広まったらいいなと思います。

  2. 僕は部活動に所属していて、来月の大会に向けて日々練習しています。来月の大会は4年生にとって最後の公式戦です。僕は怪我が原因で1年弱の間、部活動から離れていました。その期間も先輩方には色々と迷惑をかけたので、勝って送り出したいです。


甲田みずほ



  1. 当たり前のことだけど、静岡大学は静岡県だけで成り立っているわけではない。また、県の名前を持った県内出身者が多い大学でも、この企画の参加者には県外出身者も多く、留学生までも加わってくれました!

  2. ドイツ語の習得。初修外国語にドイツ語を選び、大学でドイツ人の先生や留学生と関わるうちに、一つの科目としてだけではなくコミュニケーションの手段としても学びたいという意欲を持ちました。これまで授業外でもドイツ語に関わるために言語文化学科主催の多言語朗読会(2017年度、2018年度に参加しました。現在(20199)は学部間協定校のボン大学に留学中です!私の話すドイツ語はまだまだ稚拙です  が、会話に楽しみを感じています。


●Thai Thien Hao



  1. 初めて日本人の学生と一緒にビデオ撮影をしてとても新鮮な感じで面白かったです。もともとこのようなやり方は日本の歌手たちのMVで見たことがありますが、やはり自分でビデオの一部として出演して初 めてその気持ちがわかりました。特に歌詞が覚えているか、口が音楽に合わせているかドキドキしながら 出演することが楽しかったです。

  2. 私は一年後に卒業するつもりで、現在卒業論文のために子供歌舞伎について実地調査と研究を進めています。大学でも多言語朗読会を3年連続参加してきたなど様々な活動に力を入れているほか、色々 な学術的資格を取得するよう頑張っています。静岡大学での4年間を無駄なく、良い卒業論文を作成し、 日本語能力を高めて日本文化の理解を深めるように努力しています。


 


 



企画メンバーと②


 


今回は企画の中でも撮影に参加してくれたメンバーの紹介をしています。今は留学に行っており、日本にはいないメンバーや、日本で学問やアルバイト、それぞれ違う志を持っているメンバーがいることがお伝えできていたら嬉しいです。今回の企画以降も、何かの場面でお互い助け合えるようなつながりができていたら嬉しいです。


 



企画メンバーと③


改めまして、自分の仲間たちとそのつながりに感謝しています。今後の記事でも、そのつながりはことばに残させていただきたいと思います。


 


投稿者 : 事務局 投稿日時: 2019-10-23 11:09:56 (1319 ヒット)

みなさんこんにちは!

学生レポーターの鷲山です。

 十月前半は汗ばむ陽気が続きましたが、すっかり秋になってしまいましたね。それでもまた気温が上がるのではないかと、週間予報と睨めっこをする日々です。

 

さて

 今週は、私の卒業論文についてレポートしていきたいと思います!!

 私の卒業論文の題目は

 日本の「神」観念について――中国の神・の信仰現象を通じて

 です。

 どのようなことを研究するのか?

 の前に、「夔」(き)についてのご説明をしましょう!

中国の地理書『山海経』にみられるの図

 こちらの「神」なのですが、図を見ても分かるとおり、書物によっては「妖怪」ともいわれます。また伝説の皇帝・舜の臣下で音楽を司る「人物」だったともされており、なんともとらえどころがありません。

 姿や性質も書物によって様々で、

姿:牛、鼓、人面の猿、一本足、「人」

性質:殷・部族の祖先神、神魖(怪物)、水にまつわる神、歌舞の神(舜の臣下)

などといったバリエーションがあります。

 Wikipediaにもまとめられていますので、気になった方はぜひ!

https://ja.wikipedia.org/wiki/_(中国神話)

 その「神」がなんと、山梨県の山梨岡神社で祀られているのです!

 

山梨岡神社の入り口から撮った写真。奥に見えているのが拝殿です。

 この神社に古来から「」という神が祀られていた…というわけではなく、学者・荻生徂徠が境内にある一本足の木像が「」であると『峡中紀行』に記したのがはじまりと考えらえています。

(調査次第では、元々「」が祀られていたというロマンある資料が見つかったり…)

それから大奥や御三家を巻き込んだ後、一般民衆にまで信仰が広まっていったという夔の神。

そのとき配られたとされるお札に描かれたの神がこちら!

 

 

中国の方とはあまり似てないような気もしますね…。

 

この謎だらけの神を題材として、私が知りたいと思っていることは以下の2つ!

 ① 中国の「夔」が日本で神として崇められるようになったのはなぜ?

荻生徂徠によって「発見」された夔。突然現れた神が、なぜ当時の人々の信仰を獲得することができたのか?という問題を、以下の2点から迫っていきます

・江戸時代の「神」観念という俯瞰の視点

・夔の神のビジュアルや性質からどのような神とみられたのか、という「夔」そのものへのクローズアップの視点

 

② 日本人の「神」観念とは

中国の「夔」の神が信仰を獲得するに至った過程を①で調査することで、日本人が「神」に対して抱いている観念を探っていきます。それに加えて現代における「神」の観念について調べることで、現代日本人の持つ「神」観念について自分なりの結論をまとめる予定です。

 調査はまだまだ序盤……。

卒論の締め切りまで、もうとっくに100日を切っているので気を緩めず頑張りたいです。

とはいえ、未知がだんだんと明らかになるわくわく感に楽しみを感じることもしばしば!納得のいく答えに到達するような卒業研究にしたいです。

 

 1024日㈭に、中国言語文化コースの卒論中間発表会があります!

本来は7月にやるものなのですが、台風で中止になったためこの季節となりました。

(再び台風がきていたのですが、逸れてくれて良かったです…)

来週は中間発表会についてレポートしていく予定です。

 

それではまた!

 

 


投稿者 : 事務局 投稿日時: 2019-10-16 11:11:21 (779 ヒット)

みなさんこんにちは!

学生レポーターの鷲山です。

 

先日、台風19号が各地で猛威を振るいましたね。

幸い静岡大学静岡キャンパスに大きな被害は出ていないようです。

皆さまがお住まいの地域はいかがでしたでしょうか。

 

連日台風被害の報道を見ながら、明日は我が身と震えています。

年々激しさを増す大規模災害。地球温暖化が原因だと考えられるとの報道があり、一人一人が環境に配慮した行動を取っていかなければならないなと感じます。

 

 

さて

 

 

現在、図書館前階段の大規模改修工事が行われています!

 

 

階段に入れないように囲いがしてあります。

 

 

改修工事は以下の期間で行うそうです。

 

私が卒業するまで、工事が行われることになります。

 

 

この階段、個人的に思い入れがあるんです。

 

 

定年坂から大学に入り、人文棟に至るまでの道は主に二つあります。

そのひとつが、図書館前の階段を通るルートになります。

図書館前の階段を上り、教育棟の間を通るこちらの方が人が少なく、スムーズな通行ができるため、毎度この道を使っていました。

 

定年坂からずっと上り坂を歩いてきて、人文棟までの中間地点となるのが図書館周辺。時計もあるので、遅刻の瀬戸際で慌て出すのは、個人的にこの場所なのです。

 

また私はいつも図書館前の階段や道を歩いていると、焦りや暑さ、誰かに会わないかなという期待感、一瞬で人文棟まで飛べないかなという叶わぬ願望が、むくむくと頭に浮かんできていました。

 

今回のような災害に備えるためにも、改修工事は重要!

ありがたく思いつつも、「授業に遅れる!」と慌ててこの階段をのぼることはできないのか、と一抹の寂しさが胸をよぎります。

 

 

図書館入り口から見た様子。誤って下らないように、こちらにも柵が設置されています

 

 

なにか大きな思い出があるわけではなくても、日常の1ピースを形成するのに欠かせない場所。

 

みなさんの静大思い出スポットはどこですか?

 

 

 

それではまた!

 

 

 

 

 


投稿者 : 事務局 投稿日時: 2019-10-07 11:09:52 (939 ヒット)

 

令和元年度 静岡大学岳陵会 連携講座

「現代社会の変容とキャリア形成」が10月7日(月)から始まります。

今回で10回目を迎える講座ですが、今年度の講師は下記の皆様です。

なお、最終日の2月3日は同窓生と学生による交流会を予定しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

第1回 10月 7日(月)    ガイダンス
第2回 10月16日(水)   海野 徹 (人文4回 経済)
第3回 10月21日(月)   木下 学 (人文29回 言語文化)
第4回 10月28日(月)   鈴木 照彦 (人文15回 経済)
第5回 11月11日(月)   田川 智史 (人文24回 経済)
第6回 11月18日(月)   國田 さとみ (人文47回 言語文化)
第7回 11月25日(月)   茂木 英里 (人文28回 言語文化)
第8回 12月 2日(月)   柳沢 伶子 (人文44回 言語文化)
第9回 12月 9日(月)   一瀬 修 (人文23回 経済)
第10回 12月16日(月)   田中 稔 (人文23回 仏文)
第11回 12月23日(月)   岡安 大助 (人文15回 経済)
第12回  1月 6日(月)   金田 吉郎 (人文40回 経済)
第13回  1月20日(月)   芳野 直子 (人文17回 法)
第14回  1月27日(月)   日色 保 (人文20回 法)
第15回  2月 3日(月)   木下 学 (人文29回 言語文化)

 

 


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