皆さんこんにちは!学生レポーターの小林です。
ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいましたが、留学プログラムが終了し3か月ほど前に帰国しました。現在は、大学の後学期が始まり卒業に向けて学業を進めているところです。
今回は、留学を通して感じたことを書いていきたいと思います。
改めて、留学は最高の経験でした。帰国してからは、達成感と向こうにもっと長い期間滞在したかったなという思いが両方ありました。リガはレポートを読んでくださった方でも知っていた人はほとんどいないのでないかと思います。それでも素晴らしい出会いや経験によって特別な場所になりました。留学期間を通して、新しいことや慣れないことの連続で、楽しいことばかりではありませんでしたが、苦難も含めて忘れられないものとなっています。特にリガに着いてから1週間の緊張は今でも鮮明に覚えています。数か月前まで名前を聞いたことすらない都市、さらに自分のような容姿の人は全くいません。どのように生活していけばいいのか結構悩みました。ただ実際に生活が始まってみると、不安はすぐに感じなくなりました。ルームメイトや同僚生とはすぐに打ち解け、とにかく1日中会話をしていました。食事、映画鑑賞、旅行、ドライブ、通学等、話す機会を作るようにして常に楽しい環境にいることが出来たからです。
それから留学中には様々な国・都市に行くことができました。留学レポートではタリンとヘルシンキを紹介しましたが、パリやウィーン、ミラノなど欧州の大都市でも楽しんできました。それぞれの都市へ、様々な友人と旅行へ行ったので、“この都市はこの友人と“という良い思い出が作れたと思います。特にスウェーデンには、フランス出身の友人と行きましたが、15時には日が落ちるので、旅行中にも関わらずホステルで映画を3本一緒に見ました。どこか有名な場所へ行くのも良いし、その間に流れる友人との時間を満喫するのもまた充実した時間でした。また、旅行はたくさんの発見があります。道路の良し悪しや落ちているごみの量、人々の話し方、交通機関の便利さなど複数の都市を回ると違いが見えてきました。
そして、留学中の1年間はメリハリのある時間だったと思います。限られた時間の中、何がしたいのかを常に考えて、常に行動していました。リガを出て、パリとチューリッヒへの企業訪問、他大学の講義への参加、ボランティア活動など計画とは別にできることを探していきました。私は旅行に限り「完璧だと思える計画が破綻すること」が好きになったと思います。何かするときに、計画を立てその通りに行っていく。ただ計画通りにいかず、その場で考え何かするということもたくさんありました。だからこそ予想もしていないことが起き、得したなと感じるのかもしれません。プラハを旅行中、乗るはずだった深夜バスを逃し、次の早朝のバスを待つことになりました。駅は閉まるので-10度の中、5時間ほど駅の外にいました。寒くて凍えそうでしたが、そこから見たプラハの夜景は、本当に美しかったです。友人と何とか5時間耐え、旅行は続きました。まあこのように、多少の犠牲はつきものですが計画外から最高の体験をすることもありました。
リガで出会った友人たちとは、お互いの帰国後も連絡を取り合っています。実はお互いの国・都市について話はしますが、行ったことない場所ばかりです。SNSのおかげでそれらも見ることができるので、会いたくなりますし、行ってみたくなります。講義、生活を共にした友人たちとはまたいつか再会します。
留学の達成感と同時に帰国した私は、日本の利便性、環境の良さ、安全性等、日本の魅力を知ることができました。食事はやっぱり日本食が1番だと私は思います。22年経過した私の人生の中で、この1年間は特別なものです。日本の外を少し知ることができ、自分が成長できたと思います。
そして、留学を支援・応援してくれた方には感謝でいっぱいです。最高の体験を無事に帰ってくることができました。本当にありがとうございました。今後は、ひとまず日本で働き、その後はまた海外へ行ってみようかなと考えています。
さて、皆様これまで留学レポートを読んでいただきありがとうございました。私の留学レポートは本投稿⑩で最後となります。レポートはもっと投稿するつもりでしたが、留学期間は、忙しく・楽しすぎたのでこのくらいの量になりました。(笑)私が書けなかった分は、レポートを読んでくださった皆さんが、ご自身で体験して楽しんでみてください。実際は、レポートに書かないような経験のほうが些細かもしれませんが、思い出深かったり、大切に感じたりします。
リガは、冬は-20度を下回ることもありますが、世界遺産を有する非常に美しい都市です。オールドタウンは、旅行した場所をすべて含めても、1番きれいな場所だと感じています。ぜひ、私が好きになったリガに足を運んでみてください。
人文社会科学部経済学科 小林
みなさんこんにちは!学生レポーターの小林です。
そこで前期の大学生活、実践活動を紹介します。
過去にレポートしたものもあると思いますが、まとめとして読んでいただけると幸いです。
大学生活:
講義は実践的なもの(グループワークでの企画立案)とレクチャーで聞いているものの2つがありました。1つ日本の講義との違いを感じたことは、学生の積極性です。教授が解説をしている時に質問や言いたいことがある場合は、実際に発言する人が多いです。全員が積極的ではありませんが、私が受けてきた日本の講義と比べると、より賑やかな講義でした。また、一つの課題に時間をかけずどんどん先に進んでいきます。講義内容に大きな違いはないと思いますが、課題の捉え方や時間の使い方に違いを感じました。日本でやってきた内容もたくさんありました。私は、学習した内容を英語でより実践的な形で再学習し、自分のキャリアに繋げたくて留学をしています。時間がかかる方法ですが自分には長期的なプランのほうがあっていると感じています。
また、グループワークでプロジェクトを構築することができたことは自分の成長につながったと思います。自分を含め4人のグループでいろいろなことを経験できました。ものの見方や表現の仕方が違うコミュニティの中で1つの作品を作り上げることは、非常に難しいことでした。その中で、データなどの共通理解のできるものを使って話を進めていくことが最も早く効率的だと感じました。講義は、教授の説明する内容だけでなく活動自体に学ぶことが多いです。春学期でも多くの発見を期待しています。
実践活動:
実践活動としては、2つ紹介します。1つは、ラトビア国立図書館での日本文化教室です。月に1度程度、リガの大学で日本語を勉強している生徒たちが日本語、日本文化の学習機会として参加しています。もう一つは、企業訪問です。パリとチューリッヒにて3人の日本人駐在員と話すことができました。訪問のお願いをするところから実際に訪問をするまで、すべての過程を自分ですることは大きな経験になりました。また、深い知識や多く経験をしてきた人たちの話を聞くことができ、駐在の難しさや大変さを感じることができました。将来的に海外で働くビジョンを持っていたので、とても参考になる取り組みになったと思います。
人文社会科学部経済学科 小林
皆さんこんにちは!学生レポーターの小林です。
明けましておめでとうございます。
本年も、レポートを続けて投稿しますので引き続きよろしくお願いします!
今回は、年越しの話をします。
今年は友人と旧市街に行って年越しをしました。
旧市街のスクエアではライトアップと多くのDJが参加し、街中が盛り上がっていました。
クリスマスに引き続きクリスマスマーケットも年内はやっていたので、食事やドリンクで温まりながらカウントダウンを楽しめます。
年越しのタイミングでは花火と国歌の演出がありました。
自分は基本的に家族と過ごすことが多いので、久しぶりの花火を楽しめました。
現在のリガはとても寒いです。週によっては日中でも-20度くらいなのでなるべく中で過ごすようにしています。
年越しのタイミングは-5度くらいだった気がします。
室内でも言語学習や寮内での交流など、できることはいくらでもあるので充実してよい時間を過ごせています。
帰国まであと半年となり、時が過ぎるのはあっという間だなと感じるばかりです。
また来月からの新学期では新しい出会いもあると思うので楽しみにしています。
人文社会科学部経済学科(Faculty of engineering Economics and Management)小林
皆さんこんにちは!学生レポーターの小林です。
大学はテスト期間になり、勉強も少し忙しくなってきました。
先日行ったプロジェクトマネジメントと講義では、グループで3か月ほどかけて考えてきたビジネスの案をプレゼンしました。うまくまとめることができ、達成感を感じるプレゼンができました。もう少しテストがあるので頑張ります。
さて、今回はリガのクリスマスの話題です。
リガはクリスマスツリーの発祥地で有名です。500年前くらいの記録に残っているようです。
ヨーロッパはクリスマスマーケットが有名ですが、リガでもマーケットが出ています。
マーケットでは、ラトビアの名産品であるミトンやお土産、ホットワイン等を楽しむことができます。特にホットワインはみんなが飲んでいて、どの国でも親しまれているようです。
その他にも、子供たちが楽しめるような観覧車やメリーゴーランドなども設置され多くの人が楽しんでいます。ラトビア国外からの観光客も多く、リガの綺麗な街並みを見に来ているようです。
また、町全体がクリスマスライトで照らされているので普段暗いストリートなども明るく暖かい気持ちになります。
マーケットは12月いっぱいまでやっているので、ヨーロッパでのクリスマスをもう少し楽しみたいと思います。
それではメリークリスマス!
人文社会科学部経済学科 小林
こんにちは!学生レポーターの小林です。
さて、前回の続きです。ヘルシンキはフィンランドの首都になります。
タリンから大きめのフェリーが出ていて、2時間海を渡りヘルシンキに向かうことができます。フェリーでは、食事、アルコール類、免税店など楽しむことができます。
ヘルシンキは自分にとって初めての北欧の国です。フィンランドといえば、サンタクロースやトナカイ、オーロラなどのイメージだと思いますが、ヘルシンキはかなり南に位置しているため普通に都会です。リガ、タリンと比べてもだいぶ都会だなと感じました。1つには北欧独特の建築デザインだと思います。変わったデザインの建物がたくさんありました。
ちなみに、ラップランドというスウェーデン、ノルウェー、ロシアにまたがっている地域は、サンタやオーロラを見ることができるようです。エラスムスグループがラップランド観光を提供しているので、そのうち行ってもいいかもしれません。信じられないくらい寒いらしいですが。
ヘルシンキでは、ヘルシンキ大聖堂、スオメンリンナの要塞、ウスペンスキー大聖堂、アテネウム美術館などに行ってきました。
ヘルシンキ大聖堂
入口の人を見ると分かりますが、かなり大きな建物でした。1840年くらいに建てられたようです。中は、大きなパイプオルガンが装飾されています。落ち着いた雰囲気の教会だと感じました。
ちなみに、この教会付近で日本人の旅行者がすりにあったようです。財布を取られたようなので、我々も気を引き締めました。観光地ではよく起こります。
アテネウム美術館
ヘルシンキ駅の正面にある美術館で、フィンランド出身のアーティストをはじめ多くの展示が行われています。モネ、ルノアールなどの有名な画家の作品を見ることができました。個人的には、この美術館とても楽しむことができました。
美術館は学生の場合割引されることがありますので、必ず申し出るようにしています。
スオメンリンナの要塞
ヘルシンキから20分ほどのところにある島です。過去に要塞として活躍したそうですが、現在では住民がおり、スーパーなどもあります。3時間ほどあれば島を一周できるかなと感じの大きさです。こちらから見るヘルシンキの町はとても綺麗です。
そして、たまたま満月を見ることができました。いい思い出です。
エストニア、フィンランドに行ってきましたが、どちらもとても気に入りました。両国とも一部しか見れていないので、将来的に他の都市にも行きたいと思わせてくれます。
海外でしかできない経験をできる限りしていきたいと思っています。
人文社会科学部経済学科(Faculty of Engineering Economics and Management)小林寛明