こんにちは、静岡大学人文社会科学部言語文化学科3年の佐々木勇輝です。人言の同窓生の方とのご縁を機会に今回から新たにレポーターとして迎え入れていただくことになりました。拙い文章ですが大学生活、僕自身の趣味の話、就活などいろいろなことを書いていきますので多くの方に読んでいただけると幸いです。
自己紹介
静岡県下田市白浜出身です。幼い頃から家族が好きだったという影響でアメリカ文化、特に映画と音楽が好きでした。その趣味は中学、高校と一貫して変わらず現在は人言の山内教授のゼミでアメリカ詩を学んでいます。昔は正直詩って少しかっこつけてるようなイメージがあったのですが…授業を受けてみたら実際研究をやってみたら表現も面白いし、なにより短い言葉の羅列の中に文化が大量に詰め込まれていることを知りました。特に研究対象としてるのは20世紀アメリカ最大の詩人、エズラ・パウンドです。もう今ではどっぷりその世界に浸かっております。
ここ最近の活動
今現在取り組んでいる活動は、学生歌「われら若人」を学生が歌っているミュージックビデオを作る企画です。昨年夏に学生歌の存在を教えていただき、人言の同窓生の方の後押しもいただいた上で、この企画に挑戦することになりました。また、昨年度後期の岳陵会連携講座でこの歌の英訳に挑戦させていただきました。その活動の中、この歌は人文の先輩の方が作詞された歌詞であり、そこに込められた静岡大学や静岡という土地への思いを強く感じ、より多くの人に今の形で広げたいと思うようになりました。実は毎年入学式で流れている学生歌ですが、意外と今では知らない学生達も多いのです。具体的な歌の歴史はまたビデオが完成したら書こうと思いますが、実は何十年も前からこの大学に遺されている文化の一つです。これは我々にとっても貴重な財産です。人言の仲間を中心に20名弱の人数で現在は企画を進めています。撮影進捗は随時レポートしていきますので、完成したらぜひこの場でもシェアさせていただければと思います。
キャリアの話
毎年静岡大学人文社会科学部同窓会である岳陵会さんはキャリアの授業を静岡大学で開講しています。今私がここにいるのはその授業でお会いできた諸先輩方にいろいろなアドバイスを頂いてきたからでもあります。その恩返しのためにももっと学生と岳陵会含めた社会に出た先輩方との交流の場みたいなものもこれからどんどん提案していきたいなと思っています。
これから自分の学生生活、静岡大学の様子についてどんどん書いていきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。
みなさまこんにちは!
レポーターの池田です。
前回の記事でお伝えした通り、就活が終わったので
最近は卒論に集中して取り組んでおります。
暫定ですが、「自然災害の文化」というテーマで研究をしています。
江戸時代に鯰絵が流行しましたが、
日本では地震のシンボルとして鯰が挙げられます。
現在調査中ですが、亀だったり魚だったり、鰻と蟹だったり、
別の文化圏に行けば地震のシンボルの動物も異なります。
あとは教訓を含む伝承ですね。
津波の被害が大きかった東北地方では、「津波てんでんこ」といって、
『地震は起きたら他の人のことはおいといて、おのおのとにかく逃げろ!』
といったような意味があるそうです。
自分の研究を通して、何か防災に役立つ情報が得られたらいいな、
というのがテーマ設定の理由の一つです。
さて、この前の日曜日に静岡県立美術館で行われている
「古代アンデス文明展」に
レポーターの鷲山さんも一緒に行って参りました。
(↑学内のポスター掲示)
アンデスといえば南米・チリやペルーといった地域の文化ですよね。
ナスカの地上絵やマチュピチュなどはみなさんご存じではないでしょうか。
インカ帝国は16世紀の大航海時代に、スペイン人のピサロによって滅ぼされて以来、
ヨーロッパの文化が広まったという歴史があります。
文字こそ持たない文化でしたが、高度な文明を持ち、
頭部の手術があるミイラの展示を見ていると、
当時そんなにも医療が発達していたことに驚かされます。
ミイラを見ていると不思議な気持ちになりますね…
まるで眠っているだけで、いつか本当に魂が戻ってきて蘇るのではないかと
想像してしまいました。
(↑入場チケット 右の丸いお皿にはリャマの絵)
このアンデス山脈は砂漠も広がる乾燥地帯なので、
亡骸は放置しておくだけでミイラになってしまうとのこと。
日本との気候の差、それによる文化の差に改めて驚かされます。
高原に住むリャマの毛はふわふわで柔らかかったですね~
100%リャマの毛で作られたリャマの人形が物販コーナーに売っていて
買いたくなってしまいました。
(↑金で作られた男女の像)
アンデスの地ではたくさんの金が採取され、
首飾り・耳飾り・冠など美術的価値のある様々な黄金の装飾品があったはずなのですが、
ピサロによる侵攻ののち、金のほどんどは溶かされ延べ棒にして本国スペインに贈られたそうです。
歴史にはいつも悔しさを感じる場面があるものですね。
アマゾン川やボリビアのウユニ塩湖、マチュピチュの遺跡…
地球の裏側でなかなか行くチャンスはありませんが、
やっぱり人生で一度は訪れてみたい場所に間違いないです。
このアンデス文明において広まった二元論や、
数々のピラミッド・ナスカの地上絵などの解説もたくさんありました。
来月7月15日まで開催されているのでぜひ足を運んでみてください!
それではみなさま
ごきげんよう!
みなさまお久しぶりです。
レポーターの池田です。
6月も終わり頃となり、じとじとと湿った空気が流れていますね。
前回の投稿からまた時間が空いてしまい、すみませんでした。
タイトルにあるように、就職活動も結果が出たため、ようやく一息つくことができました。
2月の末頃から今までが本当にあっという間でした。
というよりも、忙しくてあまり記憶に残っていない感じです。
今から日常の生活に戻るべく、ルーティーンもまた決めなくては行けませんね。
アルバイトも探し中です。
ここでは、読んでくださっている皆様の参考になるように、私の就活について
詳しく記録を残しておきたいと思います。
・受けた企業の数
まず、私は全部で13社にエントリーシートを提出し、面接を受けました。
そのうち8社から内定を頂きました。
本当にありがたいことに沢山の企業からお声をかけて頂きました。
・受けた企業の業界等
内定を頂いたのは大・中・小それぞれ3社ずつくらいでした。
受けていたのは航空系や自動車のメーカーなどです。
場所は、静岡県内をメインにしていましたが、東京や名古屋の企業もありました。
交通費に約30万円程かかりましたが、支給してくださる企業さんもあり助かりました。
・就職活動の時期
まず、昨年の夏休みに少しずつインターンシップに参加していました。秋から冬も毎月一社以上はインターンに行きました。特に年末や冬休みの始まる2月は沢山の企業がインターンシップを募集しています。期間も1dayのものから3、4日かかるところなど様々です。
3月1日から就職活動の解禁ということで、以前記事にしましたが合同説明会が各地で行われ、エントリーも可能になりエントリーシートを提出し、通れば面接に行く、という形です。今年はゴールデンウィーク前くらいまでにエントリーシートの提出期限を設けるところが多かった印象です。
ほとんどの企業がエントリーシートとSPIテストを一次選考に設定して、そのあとは少ないところで面接が2回、多かったところでは5回ありました。やはり大手の方が面接の回数が多い印象でした。
内定を頂いたのは早ければ4月のところもありましたが、ルールのこともあり6月の初旬頃が一般的でした。
・選考の内容について
これは企業で様々ですが、先ほども言ったエントリーシートとSPI3の教養試験は面接に行くための丁寧に見られる印象でした。志望動機や入社後やりたいこと、学生時代に頑張ったことは聞かれます。私はグローバルに活躍したいと希望していたので、TOEICと中国語検定の点数や留学の経験は必ず書いていました。
面接については、多くの企業が人事担当の方→管理職の方→さらにその上、といった流れで設けられていました。
運転に関する企業を受けるときには運転適性検査もありました。
また、英会話試験であったり、面接官からいきなり英語や中国語で話すように言われる機会もあったので、緊張し焦ることもしばしばありました。
最後に、私が入社を決めたのは、航空系の企業です。
前に記事に書きましたが、以前から空港で路線誘致を行う業務に興味を持っておりました。
2017年の夏には県庁の空港振興局でインターンシップにも参加させて頂き、その方面について勉強させて頂いたこともありました。
(こちらがその記事です。↓
http://e-gaku.org/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=617)
数社から内定を頂きどちらに行くか、本当に決めかねて迷っておりましたが、両親とも話をする中で、やはり自分の大好きな飛行機だったり、空港に携わることができるところがいいと感じ、今の決断に至りました。
夢だったパイロットですが、やはり選考は難しく、三次選考の適性検査で落ちてしまいました。
ただ面接は、自分の意思を伝えた結果、突破することができたので嬉しかったです。
今回はご縁がありませんでしたが、今後お金を貯めて航空大学校か、私大のパイロットコースを受験するという選択肢もまだあるので、夢は捨てずにいたいです。
今はご縁のあった企業で、自分にできることを精一杯がんばって、成長したいと考えています。
就職活動を通して、堂々と自分の考えを述べるようになれたという成長を実感しています。
また自分が今まで頑張ってきた、合唱団活動や、語学などもたくさん評価して頂けたので、自分の自信にも繋がりました。
入社後は、新人としてご指導をお願いする立場になるので、謙虚に学ぶ姿勢を忘れないようにしたいです。
以上が私の就職活動の記録になります。
来年以降の後輩の皆さんの参考になればと思います。
私にはアドバイスができるほどの人間ではありませんが、
勉強・バイト・サークル、何事も全部主体的に頑張ること、自分の意思をきちんと持って取り組むこと、そしてたくさん遊んでたくさん旅行して、いろんな経験をしてみることが、
就職活動で強みになるかなと感じました。
あとは、インターンシップなどはめんどくさがらず行くことですね。インターンシップに参加した人の早期選考はどこもあるので、行っておいて損はないです。
頑張って下さいね!
それでは、みなさま次の投稿お会いしましょう。
ごきげんよう!
皆さんこんにちは
レポーターの池田です。
就活ですが、ある企業の選考結果が今週中にメールで来るということで、毎日ソワソワしながら待っています…心臓に悪い…ストレスで禿げそう…
待ちぼうけで金曜日になってしまいました。いよいよ今日中には来るはずです。
ところで就活が忙しいので今期は授業を取るのは難しいと考えていましたが、私はアジアブリッジプログラム副専攻を履修しており、その修了のために必要な授業が前期にしか開講されないので、急遽取ることにいたしました。
(就活を配慮してくださった先生、期限遅れになってしまいその対応をしてくださった学務の職員の方、その節はありがとうございました。)
という流れで参加しているのが
「ABP-JP 東南アジアセミナー」
です。
面接が続いていたので授業第四回目にして初めて参加したのですが、
内容が以下のシラバスの通りで、今までの大学生活では一度も触れたことのない、
介護・福祉の分野でした。
(比留間先生のご担当です。)
まず授業形態ですが、
これはABP科目の中でも留学生向けになので日本語で行われます。
(以前私が取っていた科目では英語で授業を行っていました)
そのため、履修中の学生が8人いるのですが、日本人学生は私一人で、
ほかの学生はみんな日本語が流ちょうな東南アジア出身の方々でした。
そしてアクティブラーニング形式を採用しており、毎授業で一人ずつテーマを与えられ、
それについて自分で調査をして、授業中にみんなの前でパワーポイントの発表をします。
学生主体の授業づくりが近年は重要視されており、実際に授業中のほとんどの時間は学生が発言していました。
授業内容については、
近年日本の介護・福祉制度を東南アジアの諸国に輸出する取り組みがなされており、
「実際に日本の介護の現状や仕組みはどうなっているのか」や
「アジア諸国の介護の現状・問題と輸出の状況」
に関することを扱っています。
課程の後半では解決策に関して学生同士でディスカッションも行う予定です。
私の感想ですが、
実際に超高齢化社会の田舎に住んでいたり、認知症で要介護の曾祖母がいたりと、
介護・福祉に関する問題に触れてきたものの、
自分自身がそれについて研究したり、解決案を調査したりは、経験がありませんでした。
その中で、授業内でこの分野もまだまだ解決すべき問題がたくさんあると知り、
これから研究してみたいと思うようになりました。
特に最近では池袋の高齢者による自動車事故で、
認知症や、高齢者に対する制限が大きく取り上げられています。
これは、障がいを持つ人や高齢者の日常生活動作能力の維持・活用をサポートすることを指し、
要は、自分でできることは補助を受けながら極力自力でやる、
逆を言えば、本人ができることまでお世話しない、または、リハビリをしてできるようになることを目指すことです。
例えば、本来なら自力でお茶碗を持ちご飯を食べられる人に対し、
食事の介護ですべて食べさせてあげてしまうと、
残存能力を奪ってしまうことになるからです。
やはり、自分のことは自分でできるというのが本人にとっても理想であり、
手厚いサポートをすることが本当の介護かというと、決してそうではないのかもしれません。
たった一回の授業でしたが、たくさんのことを考えさせられました。
また久しぶりの大学の講義で、就活の重圧も忘れられて、いいリフレッシュにもなりました。
この授業の様子に関してはまたレポートしたいと思います。
それでは皆さん、次の機会にお会いしましょう。
ごきげんよう!
みなさまこんにちは!
学生レポーターの池田です。
今回の記事では3月にあった出来事を写真とともにお送り致します。
(3月1日 東京ドーム付近にて)
まずは3月1日・就職活動解禁日ということで千葉県の幕張メッセで行われた合同説明会に行きました。
ライブができるようなアリーナが2箇所、更に企業公演を行うホールが一箇所と、移動するのが遠くて大変なのに、さらに人もたくさんいて本当に疲れました。お祭りの縁日の屋台のように企業ブースが所狭しと並び、そこにリクルートスーツの学生が群がる…みなさんがイメージする就活そのものでした。
そのあと移動して、東京ドームにあるホールで企業公演を聞いてから帰りました…この日は本当にハードスケジュールでした。
(3月6日 大学にて)
この日は入試の合格発表のときでした。私が行ったのは午後だったのでもう人がいなかったのですが、新入生が来て、自分がまた一つ先輩になるのだと実感し、時の流れを感じました。
またこの翌日の3月7日、8日で静大で合同説明会がありました。大学の体育館に久しぶりに入りましたが、スーツを着てひっつめ髪で、大学にこんな格好でくることもあまりないので違和感を覚えました。
(3月23日 グランシップにて)
静大の卒業式にも行きました。色とりどりの花のように綺麗に着飾った袴姿の女の子たちが晴れ晴れとした笑顔を見せていました。
同学年だった友人たちが先に旅立ってしまう…晴れの門出の日でしたが、とても寂しい気持ちになりました。「もう大学が始まってもみんなはいないんだなぁ」というのと、
これから一生会うことがないのではないか」と思うと、人との出会いは本当に一期一会だとしみじみ感じました。
来年は私も清々しい気持ちで卒業式を迎えたいものです。
以上が3月のレポートになります。
この1ヶ月は花粉症やら、大切な人との別れやら、就活のプレッシャーやらでなかなか落ち着いて過ごすことができない日々が続きました。もうしばらくはこんな感じですが体調を崩さないように頑張りたいと思います。
皆様も新年度が始まって3週間ですが、無理のないようがんばってくださいね。
それではまた!